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♪5月 よく晴れた休日に

5月、世間ではゴールデンウィークは後半5連休に入るらしい。
高速道路が渋滞の列だとか、海外旅行へ出かける人は昨年よりも増えただとか、やはり多くの人は連休ともなればどこかへ出かけたいものらしい。何をわざわざ好き好んで高い料金払って疲れにいくのだろう、まして新型インフルエンザがどえらいことになるかもしれないこんなご時世に、なんて醒めたことを思いながらごろごろしていた。
お天気は良く晴れて風は爽やかで、こんな日こそ、心地よい音楽を聴きながらだらだらごろごろするには絶好の日和じゃないか。
たかが二日や三日で行ける範囲の観光地へのこのこ出かけたところで見つかるものなんてたかが知れている。暇つぶしならば家でごろごろしているほうがよっぽど安全。新型インフルエンザで100人規模の感染者が出ているメキシコでは、警察や一部の食料品店を除いて5日間、一切の経済活動をストップするのだそうだ。インフルエンザの猛威が影を潜めるまで家にこもりっきり、といえばなんだか憂鬱に思う人の方が圧倒的多数なのだろうけれど、僕は全然平気だ。素敵な音楽や面白い本さえあればいくらだって篭城できる。それにも飽きたら絵でも描いたりくだらない文章を書いたりするだろう。わざわざ出かけなくったって楽しみはいくらだってあるのだ。

そんなわけで気持ちのよい風に吹かれながら聴いていたのはこんな音楽たち。
爽やかな風にのせて、ちょっとココロをお洗濯したい感じ。


Everlasting Love    Our Kind of Soul    Nick of Time

In the Dark   Goodbye Cruel World


Everlasting Love/Cece Winans
さらさらと流れる水のような清らかさやさわさわとそよぐ木々の葉のような心地よさを持ったアコースティックでオーガニックなサウンドにうっとりしながらのんびりうとうと。

Our Kind of Soul/Daryl Hall & John Oates
ダリル・ホールとジョン・オーツが、若い頃から大好きで昔からさんざんプレイしてきたであろう70年代ソウルをカバーした逸品。故ダン・ハートマンが自らヒットさせた“I can Dream About You”は実はH&Oのために書かれた曲だったなんてエピソードも交えつつ、トシ食っても全然枯れる気配の無さになんだかほっとする。

Nick of Time/Bonnie Raitt
ワーナーから契約を切られ一時期はアル中になっていたというボニー姐さんが再起をかけて89年に発表したこの作品は、等身大の自分自身ありのままに作られた、肩の力の抜けたこざっぱりした作品だった。もう売れなくったって好きな音楽ができればいいや、とあきらめたとたんにそれが大ヒットしてしまうのだから不思議なものだと思う。

In the Dark/Grateful Dead
カントリー・タッチのなんとも心地よいコーラス・ワークの美しさと、拭いきれないブルース感の絶妙のハーモニーを聴きながら、生きてればいいこともあればよくないこともあるのが当たり前という当たり前のことに今さらながら気付かされる。

Goodbye Cruel World/Elvis Costello & the Attractions
アクの強いパンク寄りのデビュー作から、カントリー、ソウル、といろんなスタイルを試してきたコステロの、とりあえずぐるっと一回り終了といった感じのする、奇妙に落ち着いた不思議なのどかさやなんともいえない繊細な美しさを湛えたこのアルバム。コステロ本人が「最悪のアルバムだ」と自嘲しているらしいけれど、このぼんやりしたソウル風味が僕は結構好きだ。



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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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