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♪ペルセウス座流星群

日曜日の明け方、ものすごい強風で目が覚めた。
母親がひとりで住んでいる実家の植木鉢がひっくり返っているんじゃないかと心配になった。
土曜日、日曜日、台風11号の影響でずっと降り続いた雨。
裏手の疎水は水が溢れて遊歩道が水に浸かっている。
9月の台風のときにも疎水があふれて道路が冠水したので心配になったけれど、今回は幸いにも特に大きな被害にはならなかった。
花火大会は中止になった。
山ガールの職場の女の子は、楽しみにしていた山登りが中止になってしょげていた。
仕方がない。台風だもの。
自然の力の前では、人間の思惑なんて太刀打ちできっこないもの。
謙虚になるしかない。
むしろ、土日だったおかげで仕事にはほとんど支障がなく、そのことにほっとしている僕はなんと人間が小さいのか、と呆れてしまう。

火曜日の深夜から水曜日の明け方にかけては、ペルセウス座の流星群がよく見られるらしい。
これもまた大いなる自然の力。
台風一過の澄んだ空、たくさんの流れ星が見られるといいな。


流星群といえば思い出すのはこの歌、「流星雨」。

夢唄(プライス・ダウン・リイシュー盤)
夢唄 / さだまさし


♪いつか君に会えたら 告げたいことがある
 どんなときも 片ときも 君のこと忘れずにいたと

この歌、昔は別れた恋人のことを歌っているのだと思っていたけれど、震災からあとは亡くしてしまった大切な人に語りかける歌に聞こえてしまう。

 君に約束したあの夜 
 空を埋め尽くした流星雨
 今も愛している 君に会いたい

大切な人を失う、ということは生きている間ずっとこういう思いを抱きながら生きていく、ということなんだろう。
大切な人を守る、とうことはどういうことか。
陸前高田で、ずっと被災の経験を語ってくださっている“語り部”さんは、こうおっしゃっていました。
「私たちの町は地震と津波に襲われました。そのことに対して普段まるで無頓着でした。堤防があればだいじょうぶと信じ切ってしまっていたのです。
日本に住んでいる以上、地震、津波だけではなくいろんな災害があります。
私たちの町で起きたことは、あなたの町でも起こり得ることなのです。
まさかのときの避難場所はどこなのか、その避難場所はどんな災害には有効でどんな災害に対しては意味がないのか、まずは調べておいてください。」
「命よりも大切なものはありません。それぞれ一人一人が、自分の命をまず最優先して逃げてください。ひとりひとりが“てんでんこ”に逃げましょう。」
そして、
「こういうことは、あらかじめ話し合っておかないといざというときには実行できません。みなさんも帰ったらまずそのことを、大切な人たちと話し合ってください。そうやって話し合っておくことが、本当に災害に見舞われたときに大切な人を守ることになります。
そうやって、ここで起きた悲惨なことを教訓にして繰り返さないことが、亡くなられた方への一番の供養になります。」、と。
自然の力には勝てない、謙虚になってまずは避難しましょう。

火曜日の深夜、流星群がたくさん見えたら、近しい人の安全を祈りたいと思います。


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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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