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◇ブルースの百年

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THE DIG presents ブルースの百年 (シンコー・ミュージックMOOK)

毎日よく冷えますねー。京都市内でも60年ぶりに20cm以上の積雪があったとか、表へ出る気力すらなくお正月はひたすら閉じこもりっぱなしで食っちゃ寝、飲んでは寝、テレビ観ては寝、本を読んでは寝、というだらだら三昧でした。
そーゆーひきこもり生活、実はけっこう好き。3ヶ月くらいはじゅうぶんだいじょうぶです。CDと本があってネットがつながればタイクツすることはきっとない。

だらだらと読んでいた本をひとつ紹介しましょう。
藤田正さんと中村政利という人の共著によるブルースのCDレビューを中心にした本ですが、紹介されるブルースマンが実に130人!
この手の本ではわりとモダン・ブルースにリストアップが偏ることが多いのですが、ここでは、チャリー・パットンやサンハウス、ブラインド・レモン・ジェファーソンら戦前のカントリー・ブルースはもちろんのこと、ベッシー・スミスやメンフィス・ミニーなどミンストレル・ショーでの芸人や、カウント・ベイシー楽団やジェイ・マクシャン楽団といった30~40年代のジャズマンのブルースや、ビッグ・ジョー・ターナー、ルイ・ジョーダンといったいわゆるジャンプ・ブルース、そしてチャック・ベリーやリトル・リチャードといったロックンロール、レイ・チャールズ、サム・クック、ジェームス・ブラウンらソウル、R&Bまでが広く取りあげられていて、初期のブルースとジャズとの関係や、ブルースからロックンロールにつながる経緯なんかもわかりやすくなっています。
そして藤田正さんによる、B.B.キングを中心に据えて、社会的背景も交えつつ、ブルースからラップまでを語る“ブルースの百年ヒストリー”もわかりやすくて○。
おせちみたいにだらだらとつまみ食いするにはなかなかにいい感じの一冊でありました。


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コメント

[C2446]

Okadaさん、こんにちは。
今日も曇り空、なかなかスキッとした晴れにはなりませんねー。
確かに、凍えるように寒い時期はブルースが恋しくなります。あとはめっちゃ蒸し暑い頃か。気候が穏やかな春や秋はそうでもないので、過酷な気候がブルースに向いているんでしょうか(笑)。
今年もぼちぼちいきましょー。
  • 2015-01-06 07:50
  • goldenblue
  • URL
  • 編集

[C2444]

あけましておめでとうございます!

京都は雪がすごかったみたいですね。
ぼくの家のあたりは雪らしい雪はほとんど降らなかったですが、高槻の実家の方ではちょっと積もっていました。

寒くなると、なんとなくブルースが恋しくなります。
この冬は寝酒に熱燗でもやりながら、ブルースを聴いてすごそうかなぁ。

今年もよろしくお願いします。

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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