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♪ブラジル

日本、ひとつも勝てずに負けちゃったね。
戦いの前、彼らが口々に言っていたのは「自分たちの攻撃的なサッカーを見せたい」だった。
今日のゲームではいいところもなりふり構わない泥臭さも見せてくれたけど、突っ込んでいって決めきれず、球奪われてカウンター食らって、世界との実力差を、まざまざと見せつけられてしまいました。
相手が一枚も二枚も上手で「自分たちのやり方」が通用しないとき、「自分たちのやり方」をさせてもらえないとき、相手の特性に合わせてどう柔軟に戦えるのか、ということを考えさせられました。
アジアでは通用しても世界には通用しない「自分たちのやり方」。
よさを殺さずフトコロに切り込むやり方。
それは、日本代表だけではなく、自分にとっても課題だ、と。

今日もまた、ブラジルでは、次の戦いが始まる。


ブラジルの音楽って、実はほとんど持っていないのです。
ジョアン・ジルベルトのアルバムが一枚と、スタン・ゲッツ共演のボサノヴァと、ミルトン・ナシメントが一枚。
ワールド・ミュージックが盛んだったころになんとなく手にしたけれど、正直この人のよさやブラジル音楽の深さはまだなんにもわかっていません。

Angelus
Angelus / Milton Nascimento


Clube da Esquina nº 2 - Milton Nascimento

 男たちという名の彼らは
 夢という名も持っていた
 夢は決して老いることがない
 催眠ガスに巻かれながらも
 静かに静かにそこにある

静かで美しい声、そして強い意志を持った声。
しばらくは静かに、心を落ち着けよう。
敵の姿と形を見極めて、それから自分自身の今を冷静に見つめなおして、したたかに戦っていくための戦略を練ろう。
ビビってPKとられちゃうようなファウルをとられたら元も子もないし、勢いだけで口先だけで鼓吹したって、そもそも自分の底の浅さなんて自分が一番よく知っていたはずだった。




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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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