The Best of Immediate / The Small Faces ピリッとパリッとカラッとシャキッとしたシャープなロックンロールといえば、スモール・フェイセズ。 わりと最近、“Sha-la-la-la-lee”を軽自動車かなんかのCMで女の子が歌っていたけれど、親しみやすいメロディ、シャキシャキしたギターとかわいらしいコーラスはとてもポップでかっこいい。 じゅうぶんにワルでしたたかで黒っぽくて、けど純粋で一途な感じの甘さが同居するバランスは、10代後半の頃のナイーヴさにも似て吸い込まれそうに青く。
Best of Manfred Mann - The Definitive Collection/Manfred Mann あんまりちゃんと聴いたことなかったけれど、散歩しながらふと口をついてきたのが♪ドーワドゥーディディディダンディドゥドゥー♪っていうあのフレーズ、その名も“Do Wah Diddy Diddy ”。もっとポップ寄りだと思っていたけど、ヴォーカルはエリック・バードン並みに渋いし、リズムもオルガンも結構黒っぽくて、ちょっとこのところはまってます。
Somethin’ Else: The Fine Lookin’ Hits of Eddie Cochran/Eddie Cochran 1960年にわずか21歳で事故死したエディ・コクラン。カラッとした音でかき鳴らされるアコースティック・ギター、荒っぽくもどこかスゥィートなシャウト。50’sの青春の風景はいつだって夏日。
Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。 “日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。 自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。
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