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♪GENE CHANDLER 20 GREATEST HITS -My Vintage(45)-

20 G.H.
20 G.H. / Gene Chandler

Recorded:1962-66

シカゴ関係でもう一枚。
60年代のソウル/R&Bはもちろん大好きで、60年代のソウル/R&Bといえば当然、スタックス/アトランティックとモータウン。
それはそれで大好きなのですが、年を重ねるとともにもうちょっと穏やかでゆるいものが好みになってきたようでして、そんな僕の今一番好きなソウルマンが、この人、ジーン・チャンドラーなのであります。

本名はユージン・ディクスン、1937年シカゴ生まれ。
1957年にドゥーワップ・グループのデューケイズに参加し、その後ヴィー・ジェイ・レーベルからソロ歌手としてデビュー。

まずは2、3曲聴いてみてください。

Nothing Can Stop Me
A Song Called Soul
(I'm Just A) Fool For You

いかかでしょう?なかなかにソウルフルではありませんか!

ジーン・チャンドラーの一番のヒット曲は、ドゥー・ワップ調のDuke Of Earl
これはこれで大名曲なのですが、決してこれ一発ではない名曲がズラリです。
最初にジーン・チャンドラーのことを知ったのは、ヴィー・ジェイ・レーベルのコンピレーション盤に入っていた Man's Temptationそしてヴァン・モリソンも歌詞の中で取り上げていたRainbow
♪There's a rainbow in my heart~なんてハナウタで歌いたくなるような心地よさ、歌の柄の広さがいいですね。

ホーンがカッコいいつんのめったリズムのもろR&BスタイルのSoul Hootenanny Part 1&2やサム・クックっぽいBaby, That's Love
ゴスペルっぽいバラードのBless Our LoveJust Be TrueYou Can't Hurt Me No More
オールディーズっぽいかわいらしい感じのPretty Little Girl
モータウンにも通じるようなリズムのBet You Never Thought
What NowIf You Can't Be TrueHere Comes The Tears(Gonna Be) Good TimesEverybody Let's Danceなんかはもろインプレッションズ。
それからRainbowのライヴ・バージョン Rainbow '65 Part 1&2も収められています。
ホットなものからクールなものまで緩急織り交ぜての全20曲。
実はほとんどの楽曲を、カーティス・メイフィールドが提供しています。
カーティスといえば70年代ニュー・ソウルの第一人者ですが、60年代を通じて南部のいなたく泥臭い音とは趣を異にする、洗練されたスマートなサウンドとクールな歌でシカゴ・ソウルを作り上げた立役者の一人でもあったわけですね。
当時カーティスが在籍していたインプレッションズももちろん大好きでこの盤にも言わば裏インプレッションズ的な趣もあるのですが、カーティスの穏やかなファルセットやインプレッションズの美しいコーラス・ワークが楽曲をより崇高に、理想郷的、天国的に響かせるのに対して、ジーン・チャンドラーの少しぼんやりした温かみのある声質は、地べたで生きている人間的なものを感じさせてくれる。
最初はちょっとつかみどころがないような気もするけれど、聴く度に味わいが深まるような感じ。
それにじんわりと温もってくるような温かさがなんともいいのです。
冷たい冬の夜に飲む焼酎のお湯割りのように、からだの内側からホカホカと暖まってきます。
週明けは大寒、一年で一番寒い時期になります。
暖かくして疲れを癒やしましょう。





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コメント

[C2112]

ezeeさん、毎度です。
日曜日は伏見でも雪が降りました。市内部では少し積もったようですね。
今年は例年以上に冷え込みがきつい気がします。

ジーン・チャンドラーさん、めちゃくちゃ素晴らしいです。
あまりメジャーではないですが、もっとたくさん知られてほしいお方です。

[C2111]

毎度です。京都は雪らしいっすね
嫁はんがLINEで言ってましたヨ
ジーン氏の歌声は優しくて暖まりますね〜
インプレッションズとセットで好きですわ
  • 2014-01-20 00:01
  • ezee
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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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