Of Thee I Singのほんわかとハッピーな演奏や、愁いを帯びたSuddenly It's Spring、がっつりとホットな演奏のHow About You?やS-h-i-n-eなんかも大好きだけど、一番好きなのはA Handful Of Stars。 この甘やかな音色にいつまでも酔いしれていたくなる。 とっぷりと日が落ちて、幾分涼しげな風がそよぎ、空には夏の星。 気の合う人とビールでも飲みながら、ちょっと感傷的な思い出話でもしたくなるような。 ちょっとせつなくて、ちょっと儚げで、ちょっとほろ苦くて、でもとっても甘い時間。 そんなひとときを幾つかでも持つことができたのなら、生きることはそんなに悪いことじゃないと思えるんじゃないかな・・・なんて気分にさせてくれる、珠玉のバラード。
Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。 “日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。 自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。
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