アルバムは、キング・クリムゾンの“Twenty First Century Schizoid Man”への返答歌のような荒々しい20th Century Manで始まり、トランペットの雰囲気がダルなAcute Schizophrenia Paranoia Blues へと続く。 Holidayはリストラされたことを皮肉った歌で、続くSkin & Bone は無茶なダイエットで骨と皮みたいになってしまった女の子を憐れむ歌。そして人生の成功者だった男が落ちぶれてアル中になってしまう物語、Alcohol。 いずれも40年も前に書かれた歌とは思えないほど現代でも身につまされるような哀れな話ばかりなのだけれど、レイ・デイヴィスのちょっと鼻にかかった飄々とした歌い方と軽妙なキンクスの演奏にかかるとなんだかとても滑稽な物語に聞こえてくる。 こういう軽さこそ、キンクスの真骨頂なんだよな。
今朝、目が覚めたら首が痛かった。 心臓も痛い、それから胸も。 名医といわれる医者の所へ行ったらその名医はこう言ったね、 「ちょっとペースを落とさなきゃ、死んじゃいますよ。」って。 「じたばたしたりがんばったりしないこと。 そんなの人生を厄介にするだけなのですから。」 (Complicated Life )
Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。 “日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。 自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。
いいですねー、ロンドン。ヨーロッパにはまるで縁がなかったので行ってみたいですねー。
っていうか、昼間からパブで飲んだくれたいですねー(笑)。
Have a cuppa tea、らりらりら~、のコーラスが好きです。