そうなんですか。いや、All Right Nowなんかでも、お姉ちゃんをナンパするだけの歌にあれだけのパッションを込められるというのは、じゅうぶんにブルースやR&Bの流儀と伝統にのっとっているのではないかと思うのですがねぇ。当時はもっとロックには反逆性や哲学性が求められていた、ということなのかもしれませんね。
Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。 “日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。 自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。
フリー、ずっしりと重い手応えがありますよね。
ブルースバンドでもないし、ハードロックの重さとも違う、王道でありつつ意外と似たバンドのいない不思議な存在感だと思います。