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♪RAMONES MANIA -My Vintage(23)-

Ramones Mania
Ramones Mania / Ramones

Released:1988 (Recorded 1976~1987)

久しぶりに土日ゆっくり休んだら、今までの疲れがどっと出たのか、かえって体調最悪。
腫れぼったい顔で出勤して、今日はさっさと帰ろうと思っていたら、酔っぱらった上司から呼び出し。天敵に勝てるはずもなく、まぁおつきあい程度で軽く飲んでいくかと出かけたら、行ったお店でストーンズがガンガンにかかっていてついご機嫌になりすぎて、うっかりたくさん飲んでしまった。まだ月曜日なのに。
こりゃ明日に残ってはたまらんと少しトイレで吐いたら、食べたばかりのサルサソースが逆流して鼻に詰まって、、、息はできないし鼻の奥はひりひりするし、、、死ぬかと思った。。。
あほなことやってますわ。
こんなペースじゃ体力もたない。
でも、行くしかないわけで。
あぁ、もうこうなりゃヤケだぁーつ、と帰りの電車の中で聴いていたのが、今回のMyVintage盤『ラモーンズ・マニア』。
金太郎飴みたいなラモーンズ節がぎっしり30曲。
品がなくてやかましい暑苦しい曲たちが機関銃のように次から次へとぶっぱなされるとなればもう、撃ちのめされるより他にない。
撃沈されて、気絶するように眠るのだ。

ラモーンズといえば、ニューヨーク・パンクのカリスマで、メンバー全員がラモーン姓を名乗るようなくだらないくらいお茶目なところがあって、どの曲もたったの2分で終わる高速ナンバー。わびさびも情緒もメッセージもあったもんじゃない、とにかくいかれた奴ら。けれど、その実は・・・。
いや、やめておこう。そもそも、ラモーンズの音楽にごちゃごちゃと能書きなんぞ要らない。
「きょうはラモーンズをききました。とてもかっこよかったです。」
みたいな小学校一年生の作文みたいな感想で充分だ。


Blitzkrieg Bop
Beat on The Brat
Pinhead
I Wanna be Your Boyfriend
Do You Remember Rock'n'Roll Radio

ちなみにありきたりですがラモーンズの好きな曲ベスト5を選ぶとこんな感じかな。
やっぱり初期に偏っちゃう。
60年代ガールズ・グループ風のポップなのがやっぱりいいな。

暑さと疲れと酒でとろけかけ寸前の脳みそに、轟音のハチミツを。




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コメント

[C1935]

花マロリンさん、こんにちは。
思いがけないことに遭遇できて良かった、ね・・・そういう考え方もあるか。。。ポジティヴっ!
自分的には上司込みでの飲みは「夜遊び」ではなく「仕事」なんですが、主婦目線で言えばやっぱり「夜遊び」なんでしょうね。毎日お疲れさまです。
しかし、月曜日からこんなんだとあとがしんどいよぉー。。。

[C1934]

LA MOSCAさん、こんにちは。
> ♪頭から毛布を被ってラジオを聴いてた頃を憶えてるかい?♪
うん、いい歌詞ですね。ちょっとキュンとするような。
そういう青春っぽさがところどころこぼれてくるのもラモーンズの魅力なんですよね。
ジョーイが亡くなってもう何年になるんですかね。



[C1933]

Ogitetsuさん、こんにちは。
アメリカではラモーンズは、日本では考えられないほど超国民的な人気だったと聞いたことがあります。老若男女みんな大好きだと。
今度アメリカ人に会ったらいきなり“Hey!Ho!Let's Go!”とか歌ってみようかしらん(笑)。

ライヴ、うらやましいですね。そりゃあノリノリ間違いなしでしょう!

[C1932]

mono-monoさん、こんにちは。
そうなんですよね、ラモーンズの音楽には過去の音楽へのリスペクトがあると思います。
子供の頃にワクワクしたロックンロールやポップスへの素直な敬意。
悪意や憎悪の吐き散らかしではなくそんなワクワクドキドキが感じられるから、子どもたちにも伝わるものがあるのでしょうね。

[C1931]

たまには守らない月曜日もアリってことで(^^)
思いがけないことに遭遇できて良かったですね♫

私も夜遊びしたいなー。
  • 2013-08-01 00:57
  • 花マロリン
  • URL
  • 編集

[C1930] まさに金太郎飴!

コレ出されたら黙ってられません(笑)

そうそう、60年代ガールズ・グループ風のポップはポイントですよね。
特にジョーイがその辺好きだったらしいですね。

ロックンロール・レディオの歌詞に
♪頭から毛布を被ってラジオを聴いてた頃を憶えてるかい?♪
って箇所があって大好きなんです、其処が。

あのノッポが毛布被ってラジオでポップス聴いてた図がイメージ出来て。

何度も来日したのに1回も観なかったことが悔やまれます。

[C1929] ogitetsu

俺も好きです。
"Rock n' Roll High School"をDVDで持ってます。家族の全員が好きですね。
俺のカミサンや彼女の兄貴はNYCで、ライブを観てるんで羨ましい限りです。ライブはノリノリだったらしいですぜ!

[C1928]

ラモーンズ、素晴らしいです。
うちの娘も大好きです。
特にDo You Remember Rock'n'Roll Radioが。
ラモーンズって「60年代ガールズ・グループ風のポップ」への愛があふれているのが魅力ですよね。

ロンドン・パンクは過去や現状への怒りがモチベーションとなっていますが、ニューヨーク・パンクは違っていて、過去の音楽へのリスペクトを感じます。

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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