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♪横顔

自分の横顔って自分では見ることができないですよね。
時々、人の横顔を見て、かっこいいな、とか素敵だな、と思うことがある。
誰であれ何かに集中しているときの顔というものは魅力的に感じられるものなのかもしれない。自分のこととなるとどうなんだかまるでわからないけど。

英語で「横顔」のことを“プロフィール”と言う。
正面からの顔には主観や思い込みが入りがちだけど、横顔は客観的なその人のひととなり、たどってきた経歴や経験してきたことしてこなかったことがはっきり現れてしまうから?、というのは深読みに過ぎるだろうか。
普段の暮らしの中で、横顔の見られ方まで気にするようでいたくはないと思うのだけれど、ふとしたときの横顔にはすべての自分が露わになっているような気もするから侮れない。
まぁ、だからといっていい横顔を作るためにできることなんて一朝一夕にできることではなくて、結局は目の前のことに誠実に向き合っていくしかないんだろうけどね。

何でそんなことを思ったかっていうと、久しぶりにこの曲を聴いたから。

大貫妙子 『横顔』

 いつか声を掛けてくれるかしら
 あなたの隣に座りたい
 それだけ

MIGNONNE
MIGNONNE / 大貫妙子


大貫妙子さんの初期の頃の作品。
なんか素敵なんですよね。たおやかでしっとりとした女性ならではの音の質感や言葉の選び方が素敵。
そして、凛とした佇まい。

この歌のシチュエーション、片思いなんだろうけど、だからどうしたいとかうまくいかないと嘆いたりじゃなく、こんなほのかな想いをもてることがじゅうぶんしあわせ、みたいな、ちょっとせつないのも含めてしあわせなのかも、って感じが好き。
ガツガツとほしいものを手に入れるだけがしあわせではないのかもね、っていう気分にさせてくれる。
なんとなーく、やんわりと、しあわせ。
しあわせな気分って案外そういうものかも。


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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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