僕の仕事は基本的には9時~18時が定時。 だけど、実質はほぼ毎日22時、23時が当たり前。 あれもこれもとガチャガチャやっているうちにいつの間にかそんな遅くなってしまう、とか、昼間に全然集中できなくて夜回しにしたりしていることもあるわけで、上司から居残りを命令されているわけではないのだけれど。だいたい他の人が帰った頃くらいから集中力が高まったりすることもあるのですよね。 これはきっと異常なことなのだろうけれど、そんな生活を現場時代から十何年とこんなパターンで仕事しているので自分にとってはあまり違和感がない。 でもたまに、完全に集中力が切れてしまってまるでダメって日があって、そういう日には「今日は定時あがりっ!」と決めてメリハリをつけるようにしたりもしている。 あかん日にダラダラ残っても結局仕事ははかどらず疲れるばっかり、何とかやっつけたとしても出来栄えはひどいもので結局翌日やり直したりしてまるでろくなことはないからだ。 また、そういう気分になった日に即そういうことをできるようにしておくためにも、元気なときは夜中までかかっても前倒しで仕事を片付けておくのが好き。 ほんとは好き嫌いの問題ではないんだろうけどね。 たまにする早帰りって、気分がいいね。 「おぉっ!空がまだ明るいぜ!」なんて思いながら帰って家族と一緒にご飯。子どもとテレビ見て、遊んで(まぁ最近は宿題もたくさんあってなかなか遊んでもらえないのだけれど)、まぁほんとに普通に普通の平日の夜。ある種の人にとっては当たり前のことなのかもしれないけれど僕は月に1、2回しか機会がないのでめっちゃ新鮮。お風呂に入ってご飯食べたら寝るだけのいつもとは違って、夜が長い。 ただ、夜が長いことにはひとつ大きな問題があって、要は寝る前に小腹がすいてしまうこと。 ついついありもののお菓子やカップ麺やチンでできる唐揚げなんかに手が伸びてしまう。そうするとビールなんかもやっぱりプシュッといってしまうわけで、結果的にこれは全部お腹の周りに脂肪として貯まっていくことになるのであろうという予測は充分につくのではあるけれど、残念ながら一度スイッチが入った晩酌モードを止められる手立てなどあるわけがない。 いかん。これでは脳みそに汗かいて働いている方が健康的だ。。。 そこでそういう日には、ビールが我慢できないのはやむを得ないので、せめておつまみを野菜系のものにするようにしている。 今の時期ならば一番は「新玉ねぎのスライス」かな。 薄くスライスしてポン酢で浸すだけ。シャキシャキの歯ごたえがたまらない。 同じ感じでは「ピーマン&かつお節醤油」。 縦に切ったピーマンをもの十数秒サッと湯がいて、かつお節をパラパラ、お醤油をぽとん。 「炙り椎茸」もいいな。これもお醤油数滴たらり、がおいしい。 噛むとじゅわっと滴り出てくる椎茸の旨み、、、たまらない。 そういえばもらったキムチがあった。お豆腐もあるな。冷奴にキムチのっけてこれがまたウマイ。 いや、今夜は厚揚げにしよう。フライパンで焦げ目がつくくらいまで焼いて、これは生姜醤油がいい。あれ、生姜がないや、、、まぁいいか、もう一本ビールだっ! ・・・結局野菜にしても健康面ではあんまりかわらないのかも(笑)。 玉ねぎフライパン作戦 / 椎名 誠 おいしい食べ物がわんさか出てくるエッセイといえば、椎名誠さん。
若い頃はこの人の書くものは「軽すぎ!」っと軽蔑していて、もっとシリアスでヘヴィな作家が好きだったのですが、いやいやこの年になるとじわじわとわかってくる、この軽やかさの素晴らしさ。
青森で食べたフジツボやら長野で食べた蜂の子、シベリアで食べるアザラシの刺身といった珍味から、アルゼンチンの赤ワイン&生ハム、モンゴルで焼肉と生ビール、鹿児島で地鶏と馬刺しと芋焼酎、といった旅先での至福の時。
夜中のラーメン。奥さんと二人で食べる鉄板焼きやら手巻き春巻きパーティ。
或いは奥さんの不在時に大量に作った肉じゃがやら、醤油かソースかと迷いながら豪快に作るもやし炒め、夜中に小腹満たしに作るもやし油揚げうどん、、、
そんなおいしい食べ物、しかもいわゆる美食ではなく本当にカラダが喜んでいる実感が満載のおいしさがてんこ盛りのこの本は、読んでいると確実に腹が減ります。
平日の夜中なんかには決して読むべきではありませんね。
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肉よりも野菜が旨いと思うようになったのは、年をとった証拠でしょうか。
今晩はいんげんのゴマ和えです♪
キュッキュッとした歯ごたえがおいしい。
今朝の地震、びっくりしましたねー。
いざとなるとやっぱり何もできないことが判明。
心の備えは必要ですよね。