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♪THE MAN AND HIS MUSIC -My Vintage(13)-

The Man and His Music
The Man & His Music / Sam Cooke
Released:1986(Recorded:1951~1964)

年明けからの超多忙もようやく少しひと段落。
なんとなくだけれど、ステージを一個クリアしたような感じがあります。
昨日今日は完全OFF。
いいお天気だしお散歩にでも行きたいけれど、花粉がひどいので家に籠っておくことにする。
あたたかくなって気分もゆるゆる、脳みそからっぽにして呆けています。

そんなのんびり気分のMyVintage盤は、サム・クックの『The Man And His Music』。

You Send Me
Chain Gang
Only Sixteen
Wonderful World
Cupid
Everybody Loves to Cha Cha Cha
Another Saturday Night
Having A Party
Shake
Twistin' The Night Away
Bring it on Home to Me
A Change is Gonna Come

こんな、誰もが一度は耳にした事がある大ヒット曲がどっさり1ダース以上も含まれたベスト・オブ・ベスト。
全28曲はかなりボリュームいっぱいなんだけど、さらっと聴いてもじっくり聴いてもまるで胃にもたれないからすごい。
このアルバムが出たのは確か大学生になってレンタル・レコード屋でアルバイトをしだして間もない頃だった、との記憶。ポール・ヤングやシンプリー・レッドみたいなブルー・アイド・ソウルが流行していて、そのルーツがサム・クック、みたいなことでかなりの注目を浴びていて、うん、ぜひ聴いてみなきゃと思ったんだけど、当時はまだまだ若かったから(笑)、古くさいオールディーズにしか聴こえなかった。
歌い方も大甘で、アレンジもストリングスを中心にした超甘口、なんだこりゃ?これがソウル?」、、、???、、、と。
その後『Live at Harlem Square』というライブ盤が出て、スタジオ盤は白人市場向けに録音されたポップスとして大甘に歌っていても黒人聴衆のいるライブではバリバリにシャウトしていた、ということを知るものの、シャウトやビート感ならやっぱりオーティスやサム&デイヴの方がかっこいいし~、みたいな感じでやっぱりあまり好きにはなれなかったのだ。
それが今や大好物になるのだから不思議。
それも、できるだけソフトで大甘のものが大のお気に入り(笑)。
このサム・クックの歌にあるやさしさや慈しみの気持ち、そしてその奥にあるブルースの魂がなんでわからんのだ、と若い頃の自分にお説教したいような気分です。


上掲の大ヒット曲以外のお気に入りをいくつか。

That's Heaven to Me
これはソロ・デビュー前のソウル・スターラーズ時代の1957年の録音。
穏やかな日常にささやかな幸せを感じるような曲。

When a Boy Falls in Love
死後に発表された未発表曲のひとつで、録音は1959年。
恋をしているときの初々しくてキュートな気持ちを思い起こさせてくれるようなかわいらしさ。

Somebody Have Mercy
ブルージーなリズムと、ハープがめちゃくちゃかっこいい。

Love Will Find A Way
1963年録音。静かに盛り上がっていくゴスペルマナーの曲。
穏やかな歌に込められた魂の響き。


こうやって聴くと、本当に懐が深い。今頃気づいてんのかとつっこまれそうですが。
ポップなヒット曲から聖らかなゴスペルまで幅の広い表現力で何もかも歌いこなしてしまうにもかかわらず、どの曲にもサム・クックにしか出せないあたたかみがある。
この深み、まだまだこれからもっとはまりそうです。




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コメント

[C1786]

ezeeさん、毎度です。
サム・クックがもし生きていたら、ひょとしたらシンガーにとどまらず、史上初の黒人大統領になっていたのでは?とか思ったりもします。
それくらい偉大で影響力のある人物だったのではないかと。

景気がよくなった実感はあんまりないですが、ちょっとはひと息つきたいもんです。


  • 2013-03-20 07:42
  • goldenblue
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[C1785]

まりさん、こんにちは。
ほんと素晴らしいですよね、サム・クック。
ポップなものからブルージーなものまで世界遺産級の作品だと思います。
まだまだこれからどんどんはまりそうです。
  • 2013-03-20 07:37
  • goldenblue
  • URL
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[C1784]

おばんどす。景気よろしなってきましたなぁ
私も休日も電話、鳴りっぱなしですわ。適当な受け答えでさらに仕事炎上させて結構、冷や汗かいてますが・・
しかしどんな時もコノお方の声は素晴らしい! 兄に教えてもらって大感謝でした。もし70年代とか活動してたら、どんなの歌ったか想像するだけで興奮します~
  • 2013-03-20 00:42
  • ezee
  • URL
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[C1783]

こんばんは! goldenblueさん

サム・クックはどの時代も 好きですねえ。
白人の前と黒人の前とでは違うと知ったときは
驚きましたねえ。

白人に人気のある黒人シンガーたちと違って
ルックスに反して力強さを秘めた人だったんですねえ。

色んな面をもった天才ソウルマンでしたね♪
  • 2013-03-19 20:49
  • まり
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[C1782]

megumickさん、こんにちは。
みんな忙しいんですよね、お疲れさまです。
こちらも久しぶりにのんびりだらだらと過ごしました。寝過ぎてまだ眠いくらい。
桜の開花も今年はずいぶん早いらしいですね。
春の訪れを感じに行きたいですねー。




  • 2013-03-18 08:12
  • goldenblue
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[C1780]

golden blueさん、こんばんは!
おんなじです。1月中旬から先週まで殆ど休日出勤でしたが、
やっと一段落して、ホッとしているところです。
そんな気分の時にサム・クックの歌声が心地いいです!
どの曲も癒されますね~♪
幸せな気持ちになりました。
私も花粉症がピークですが桜も咲き始めるらしいから
公園の桜の様子、見てこようかな・・・
  • 2013-03-17 20:49
  • megumick
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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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