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♪ほんとうにそっちでいいの?

今週末に迫った衆議院議員の総選挙。
今回の選挙はほんとうにどこに投票すればいいのか、真面目に考えれば考えるほど難しい。
多くの人がそうなんじゃないかな。
政権与党はあまりにも多く信用を失いすぎてしまった。でもだからといって野党第一党に易々と復権させてしまっていいものだろうか?自分たちが与党だったときのことは棚に上げてやたらと仕返しのように揚げ足取りばっかりしていたあの人たちのことはどうも好感が持てないな。仮に政権をとったときには、野党の時に言っていたこととの齟齬に苦しめられるのではないのですか?まして以前に政権を投げ出した党首がいけしゃあしゃあと憲法改正だの国防軍だのって、なんだか調子がよすぎる。
しかし、あぁいうマッチョでミリタリーな思想って未だに意外と人気あるんだな。
個人的な感想としては「えっ!ほんとうにそっちでいいの?」だ。
僕は好きじゃない。
暴走老人を自称する某党首は「この国を本気で考えなければ、日本は滅びる」などと言っていましたが、国のことを本気で考えるからこそあんたたちには投票したくないと思うんだけどね。極端な論議をふっかけてあっちこっちに喧嘩ばっかり売っている人にはついていきたくないな。

今回の選挙は日本の将来を選ぶ選挙だという。
でもその割にはあっちの党もこっちの党も言っている事がどうも玉虫色のような気がしてならない。
原発やエネルギー政策のことにしても、社会福祉のことにしても、消費税増税のことにしても、TPP交渉参加のことにしても、経済政策・雇用政策のことにしても、反対だとか賛成だとか凍結だとか22年に原発ゼロだとか名目4%成長だとかいろんな言葉が飛び交っているけれど、肝心の国の今の状態の現状認識と、将来像がまるで見えないのだ。
票になりそうな言葉を並べているばかりで、すべての人にいい顔をしようとしている。難しいことを言ったって所詮庶民には伝わらないと小馬鹿にしているふうにも思える。
そりゃ増税なんてしないにこしたことはないよ。でも、じゃあどうやって税収を確保するの?
経済成長に全力を?結局土木工事にばら撒き?それで本当に景気がよくなりますか?
どんな景気対策のカンフル剤を打ったところで、そう簡単に消費は増えない。だって、この国の将来が見えない限りは貯蓄して自衛するのが一番賢いやり方なんだもの。
そもそも経済成長を前提にした仕組みそのものがもう通用しなくなっているんだと思う。そのことにどうして気づかないんだろう?と思う。


Should I stay or should I go now?
If I go there will be trouble
An if I stay it will be double
So come on and let me know

「あっちへ行けばトラブルがある、こっちに残ればトラブルは二倍」。
Should I Stay Or Shoul I Go”の中で、ミック・ジョーンズがそう歌っている。
今はそういう時代なのだ。
有権者も期待しすぎない方がいい。政治にばかり責任を押しつけない方がいい。
どっちへ転んでもお気楽な道はない。
一発OKで未来はばら色の処方箋なんてない。
今回の選挙の結果どんな政権になるにしても、そういう時代に生きているんだと強く認識しておくべきだと思う。

まぁ、何にしても次に政権をとる政党も苦労するよね。国民の意見そのものがまとまらないんだもの。
国民そのものが、とてもこらえ性がなくてわがままでないものねだりばっかりしているような気もするんだな。
何をどうしていいかわからないから強気で声の大きな人になびこうとしているみたい。
いずれにしてもこの国はどんどん高齢化して、このままいけばやがて少しずつ人口は減る。
そのときにどんな国家像を描くのか?単純に考えればそういう状況で世界の経済大国レベルを維持するには、移民を受け入れたりいろんな意味で開かれた国にしていかなければきっと立ち行かないだろうし、そのときにはきっと国のカタチは大きく変わらざるを得ないだろう。逆にそういうのではなくこじんまりとしたそこそこの国にしたいのならゆっくりと規模を縮小しながら、何でも売ってる大型店ではなく特徴ある専門店として生計が成り立つようなものを磨きこんでいかなくてはならない。
エネルギー問題も社会福祉もTPPも消費税も、どんな将来像を描くかによって大きく選択が変わってくるはずなのに、なかなかそこには触れられない。
自分たちは豊かなまま逃げ切れると思っている世代が強い発言権を持っているうちはなかなかうまくいかないのかもしれないな、なんてちょっと投げやりな気持ちにもなったりするけれど、やっぱり投票には行こうと思う。
例えどれが一番ましかを選ぶような投票であったとしても、与えられた権利を放棄するようなことはしたくないし、やっぱり投票してなきゃ文句言う筋合いすらないような気がするからね。


Combat Rock
Combat Rock / The Clash




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コメント

[C1657]

波野井さん、こんばんは。
確かにあの党はふらつきすぎた、できもしないことばっかり行って任せておけない感じはありました。そのことに鉄槌を下したい気持ちもあるでしょうけど、だからってそっちでいいの?という気分はやっぱりあります。
一番極端な議論をふっかけていた党が思ったより伸びなかったのは安心しましたが、どういう方向になっていくんでしょうかね。
  • 2012-12-16 22:08
  • goldenblue
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[C1656]

選挙行ってきました。

ほんと困りました(@_@)

偉ぶらず
本当に国民のことを考え
力のある人、党って皆無ですよね。涙


あの党がもっとしっかりしてくれてたら
こんなことにならなかったのに
と、残念でなりません。(*_*)
  • 2012-12-16 17:40
  • 波野井露楠
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[C1655]

mono-monoさん、こんにちは。
ほんと、どこに投票すべきか、今もまとまりません。

先日夜にニュース番組でやっていた12党首の討論会を見ていました。テレビってのはしゃべっている中身以上に人間性が見えてしまいますね。
高飛車なところから極端な例えで話す暴走老人党首と、論点のずれた主張を大声で訴えかけていたS党首の党は論外。人の話を聞けない人に政治家になってほしくない。社民党は嫌いじゃないけど、人の話の途中で割り込んでくるでしゃばりな党首の姿勢はあまり良い印象ではなかったです。
冷静で論理的だなと思ったのは公明党と共産党でした。

震災と原発事故を経験して初めての国政選挙、なのにこの空虚な感じはいったいなんなのでしょうね。
とりあえず揺り戻して、もっと混迷して、どこがやってもそう簡単に片付く問題ではないのだとみんなが理解できるまでは国のカタチは変わらないのかも。
そんな悠長なヒマはないような気もするのですが、民主主義の変革には時間がかかると割り切るしかないのかな。
それが手遅れにならなければいいけれど、なんて思います。


  • 2012-12-15 15:59
  • goldenblue
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[C1654]

名盤さん、こんにちは。
民主党には任せられない、第3極は信用できない、となると消去法的に自民党ってことになるのでしょうか?そもそも自民党支持者で前回は自民にお灸を据えただけ、というような人もいるのでしょうね。特に年齢が上の世代ほど。
自民党政権になったからって昔のような景気に戻るわけじゃないのになぁ。

  • 2012-12-15 15:45
  • goldenblue
  • URL
  • 編集

[C1653]

どこに投票すれば良いのでしょうか??
マジでわかりません。

「マッチョでミリタリーな思想って未だに意外と人気あるんだな」
まったくです。
とはいえ風向きに乗じて言い過ぎてる気がします。
すぐ逆風が待ってるのでは…。

「日本の将来を選ぶ選挙」
これ以上ない、あたりまえの言葉なんですけどね。
これまでになく将来に不安を抱えている時代に初めての選挙、ってのが実際な気がします。

「エネルギー問題も社会福祉もTPPも消費税も、どんな将来像を描くかによって大きく選択が変わってくるはず」
結局は、「経済成長を前提にした仕組みそのものがもう通用しなくなっている」ことから目を逸らして将来像を語っているからではないでしょうか。
未来に向けた大きな変化を語らず、目の前にある分かりやすい事象への小賢しい対策のみに終始する。
結果似たり寄ったり。
で、どうしましょうか?

[C1652]

先日期日前投票に行ってきました。
今回は最後まで悩みました。
世論調査では自民党の圧勝みたいなこと書いてますが、本当なんでしょうか?
そんなにみんな自民党に期待しているんだろうか??
僕にはちょっと信じられないです。

「Should I stay or should I go」 大好きな曲!

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Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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