なんだかんだと毎日忙しい。 今日こそは早く帰ろうと思いながら、気がつくと9時、10時というのが当たり前になってしまっている、そんな今日この頃。 「量」ももちろんそれなりにはあるのだけれど、右から左へと量をバンバンこなしていくだけなら、仕事は実はそう難しいものではない。 難しいのはやっぱり「質」を求められているとき。 今の業務についてから、最初の一年はとにかくわからないことだらけだから掌にしっかり乗るまでは多少の苦労はやむを得ないと覚悟していた。まぁ、ある程度わかってくれば二年目にはラクになるだろう、と思っていたのだ。 でも実際はラクになるどころか、、、もっとハードになってしまった。 それは、自分の中での「基準」がいつの間にか上がってしまったから。 今思えば去年の自分のレベルはなんて低かったんだ、と。去年並みのレベルではまず自分が楽しくない、と思ってしまう。もっとああしよう、こうしよう、ここはこうかな、ああかな、それともこっちにしようか、うーん、どう思う?・・・などとイマジネーションがどんどん広がっていくときはとても楽しい。 ただ、問題は「集中力」。 どうも昼間たくさん人が働いている時間は気が散ってしまってなかなか集中できないのだ。 やりかけては、うん、やっぱりあっち。とりあえずこっち片付けよう。うーん、はかどらないな、、、タバコ吸ってこよう、コーヒー買ってこよう、、、みたいな感じになってしまって、夜になってからようやく頭が回りはじめて俄然「集中力」が高まってくるのだ。 人が減って静かになったオフィスで、ああでもないこうでもない、おぉ、これいただきっ!などととぶつぶつ。 思い返せば、受験勉強しているときなんかでもエンジンのかかりは遅かったもんなぁ。。。 さて、僕の場合、手っ取り早く気分を高めるにはやっぱり音楽があったほうがいい。 最近は、上司が帰ったあとなんかにはこっそりウォークマンをひっぱり出してきて作業したりなんかもする。 いろいろ試してみたけど、あんまりハードすぎるのは向かない。ブルースが入りすぎていても仕事の気分ではなくなってしまう。 ポジティブでポップで、エネルギッシュでテンションが高まって、しかも耳にひっかかりすぎずにある程度流せて、脳の回転のテンポにあうリズムのものがベスト。 で、目下のところ残業に一番効くのがこれ。 Original Cool / Stray Cats一旦解散した後、1992年に再結成したストレイキャッツが翌年にリリースした、オールドタイムのロックンロールのカヴァー集。
コクランの“
Somethin' Else ”に“Twenty-Flight Rock”、ジーン・ヴィンセントの“Be-Bop-A-Lula”にチャック・ベリーにプレスリー。“
I Fought The Law ”に“Lonesome Tears”に“Train Kept a Rollin'”・・・彼らがガキの頃からずっともう体に染みつかせてきたようなスタンダードナンバーがずらっずらずらっと並んで、とても気持ちがよいのです。
気負ったところがまるでなくて自然体、本当に体に馴染んできたものをすっと出している感じが、聴いていてもすごく自然に入ってきて、リラックスしつつテンションがあがるのですよ。
仕事もうはかどるはかどる!
ええわぁ、これ(笑)。
ただ、少しだけ困った事が。
テンションが上がりすぎて、そのまま帰宅してもつい夜更かしになってしまうこと。
で、寝不足で午前中の涼しいうちに集中できないまま仕事がはかどらず、夜になってからテンション上がってまたまた残業、そして夜更かし・・・という悪循環サイクルに陥ってしまうこと。
あぁ、明日もこうしてまた、寝不足のまま迎えることになるのだなぁ。。。
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ええ、ストレイキャッツ、危険です(笑)。
Still Lifeもなかなか仕事がはかどりそうですね---。Under My Thum~Let's Spend the Night Together、あれくらいのテンポが仕事にはベストですが、最後のStart Me Up~Satisfactionにかけては盛り上がりすぎて仕事の気分ではなくなってしまうかも(笑)。