The Rolling Stones /The Rolling Stones やっぱりストーンズははずせません。その後半世紀近くもロックし続けるいかれた奴らの原点。 このデビュー作からして「誰がなんと言おうと俺達がかっこいいと思ったものをかっこよくやるだけだ」というスピリットに満ちあふれている。
Down by the Jetty/Dr. Feelgood 吹きっさらしの波止場で、風に立ち向かう4人のむさくるしい野郎どもの、時代の流れとはまるで無関係にプレイされる、シャープでソリッドで無骨なロックンロール。発表当時にもてはやされたハードロックやプログレがかび臭くなる中で、彼らのロックは今もまるで温度を失わない。
Still Alive and Well/Johnny Winter 「いろんな奴らがごちゃごちゃ言うけど、俺はこう叫ぶだけさ。"I'm still alive and well!"」 ジョニーのハードなギターがマシンガンのように炸裂する。可能な限りでかい音で聴くべし。
London Calling/The Clash 「地面に叩きつけられて落ち込んで落ち込んで落ち込んでしまう時も/何か方法はあるってことは知っている/いつものやり方に戻れるまでスイングさえしていれば/摩天楼の階段を一回づつ登っていくみたいに/ 俺はあきらめない」(I'm not Down)。 メッセージの中の青臭い性急さが消えて、負け戦に挑む自分を嘲笑う余裕さえでてきたこの頃のクラッシュのタフな感じが一番好き。
Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。 “日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。 自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。
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