仕事場にめんどくさい奴が一人いるだけで、厄介ごとが増える。いろんなことが滞る。めんどくさい。 基本的に悪い奴ではないのはわかっているのだが、なんていうんだろうか、物事の受け止めがどうもまっすぐに届かない。曲がっていく。スムーズに行かない。めんどくさい。 そもそもの能力の問題、資質の問題もあるのだろう。仕事への姿勢の問題もあるのだろう。まるで努力をしていないとも思わない。でも、やっぱり曲がっていく。 彼の仕事のおかげで余分な仕事が増えることもめんどくさいっちゃぁめんどくさいのだけれど、それはまぁ仕事として一歩譲るとしても、だ。 仕事の出来栄えがとにかく雑い。指摘した事がいつもいつもその場しのぎで終わってしまって結局何度も何度も同じミスが繰り返される。いい加減こっちも指摘するのが嫌になって放っておいたらおいたで締め切りのキワまで放ったらかしで、挙句「ちょっと言ってくれてもいいのに。」「意地の悪さをを感じる。」「嫌われているのかな?」。カチンときて少し荒っぽく注意したら「そんな言い方されても素直に聴けない。」、フォローしたらしたで「わかってくれるのはあなただけ」とばかりに擦り寄ってくるし、上司に然るべき指導をしてもらおうと相談したら「自分のいないところではなく直接言ってほしい。」(←何回もゆーてて埒があかんからそーしてるんやんけー!)、「怒られた、怒られた」と騒ぐくせに、怒られたことばかりが頭にあって具合的に指導された内容については結局行動が変わらないまままた同じくり返し。そのくせ幹部に何か言われたらそのあとの業務の流れも確認もしないまま「わかりました!」とふたつ返事で答えてさらに仕事をややこしくする(笑)。おかげで幹部からの受けは良く可愛がられているようで、怒ってばかりいるとまるでこちらが器が小さく優しくないような見られ方すらされてしまうからおそろしい××× ・・・と、こういうひとつひとつがとってもめんどくさいのです。。。 このストレス、少しはおわかりいただけるでしょうか? 彼の一番嫌いなところ、それはいつも自分を一番下に置くところ。 「聞いてない」「教えてもらってない」「知らなかった」「もう少し待ってほしい」「今いっぱいいっぱいなんです」 全部自分都合の言い訳やん! 聞くところによると彼は五人きょうだいの末っ子らしい。 家族構成によるメンタリティの違いってけっこうあるね。血液型よりもよほど。 多分、生まれてからずっと「自分の周りの人はみんな自分より経験があって、自分の周りの人の言うことはすべて正しい。」というような育ちをしたのだろう。そして「自分の周りの人はすべて自分をフォローしてくれる。」と思っている節もある。そしてそのことに自覚がない。 僕は三人兄弟の真ん中という生まれなので、ついついバランスを取って奴の言い分を聞いてしまうのだが(笑)、これがまたけっこうめんどくさいんだなー。。。聞いちゃう自分が嫌になる。。。 友だちなら親身に相談にも乗ってやるのだが、奴は友だちではない。協力していい仕事をするための関係だ。奴がこれからどんな人生を歩もうとそんなことは知ったこっちゃない。ただ僕は、スムーズにちゃんと仕事がしたいだけなのだ。 もう一度言おう。 自分で自分を一番下に置く奴は嫌いだ。 それは「謙虚」ということとはほど遠い、ただの責任逃れだ。 自分を一番下に置くことは楽だろうな。 言い訳ばっかり繰り返して何もかも人のせいにしてりゃいいんだから。 申し訳ない、長文で愚痴りました(笑)。 さて、と。 気分がささくれ立った時に聴きたいのはやっぱりパンクだ。 がつんがつんにビートがきいて、切れ味鋭い奴を。 In The City / The Jam ピストルズの叫びは、痛快だけれどどこか自虐的なところがある。
クラッシュの叫びは、自分を抑圧する大きなものに対する反逆。
それに比べてジャムの音には、権力への怒り以上に、自分の人生を自分で生きていないすべての人への苛立ちが含まれているように感じる。
ジャムをパンクと呼ぶかどうかは別にしても、このアルバムの緩急などまるでない直球一直線のスピード感は最高だ。
ザクザクと切り拓くナイフのようにソリッドでシャープなポール・ウェラーのギター、ぶりぶりと突き上げてくるブルース・フォクストンのベース、ビシバシとあおるリック・バックラーのドラム、そして3人が息つくひまもなくたたみかけてくるエネルギッシュさ。
そしてなによりも3人のビシッとした佇まい。
「自分を一番下に置く」なんてこととは一番縁遠い、いかした奴等だぜ。
THE JAM - IN THE CITY
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似たような奴、やっぱりいますか。っていうか、ひょっとしたら同じ奴かも(笑)。
関わり上無視するわけにも行かず、まぁなんとかものになってくれれば、と期待するしかないです。正直無理そうやけどなぁ。
まぁ、我々でできることを淡々とやるしかないですね。