Ghost in the Machine/The Police ヒリヒリして金属的で無機質なイメージがあるPOLICE、なんとなく冬にはまる。それはおそらく3人のミュージシャンの間に生まれる独特の緊張感のせい。 中でも一番好きなのはこの“Ghost in the Machine”。なんともいえない野蛮さとSFっぽさのアンマッチが結構2009年的かも。
Mind Bomb/The The THE THEという奇妙なバンド名、その実はマット・ジョンソンという男のソロ・プロジェクト。オルタナっぽいのはあまり好みではないのだけれど、この人の歌は妙に何処か心に引っかかってしまう。 血の匂いすらする諦めや絶望、その向こうに見えるかすかな祈りのような響き。
This Is the Sea/The Waterboys 月明りの下で、遠い真冬の夜の暗い海を想像する。その果てのない暗さ、波のうねり。 そして、暗い夜の海にただただ注ぎ込む暗い夜の河を思う。
Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。 “日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。 自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。
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