そんな毎日、朝の通勤のお伴はストーンズ。 ストーンズの最高傑作といえばやはり『Begger's Banquet』『Let it Bleed』の2枚、そして一番好きなアルバムと問われれば『Exile on Main St.』なのだけれど、日常的に聴く機会が多いのはロニー参加以降の『Black & Blue』から『Tattoo You』までの4枚。そして最近じわじわと味わいがわかるようになってきた『Goat's Head Soup』と『It's Only Rock'n'Roll』の2枚。 やっぱり70年代~80年代前半が、ストーンズの黄金時代なのだと思う。 60年代のブルースとR&Bをコピーしていた若き日のストーンズもとてもかっこいいけれど、まだまだ甘い若造バンドの匂いがするし、『Steel Wheels』以降はどこか“ストーンズってこんなバンドだったよな”と自分たちで自分たちのコピーをしているような感じがつきまとってしまうのだ。 70年代~80年代前半のストーンズにある、ある種の潔さ、そしてとてつもないタフさ。 これが、栄養ドリンク以上に疲労回復と滋養強壮に効果があるのだ。
START ME UP
BROWN SUGAR
ROCKS OFF
TUMBLING DICE
HAPPY
ALL DOWN THE LINE
SOUL SURVIVOR
HAND OF FATE
DANCE LITTLE SISTER
LET ME GO
WHEN THE WHIP COMES DOWN
SILVER TRAIN
STAR STAR
EVERYTHING IS TURNING TO GOLD
LITTLET&A
SHE'S SO COLD
BEFORE THEY MAKE ME RUN
SHATTERED
CRAZY MAMA
Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。 “日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。 自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。
ベガーズバンケットは別格ですね。
別格過ぎて“ハレの日の音楽”みたいな感じになってます。あんまり聴きすぎると有難みが減りそうで(笑)、日常は3枚目までか、70年代ってことになってます。
当時はトイレジャケが伝説だったのに、今は白ジャケが伝説。なんか妙な感じがします。
12月10日(土)、OK!