Working Class Hero: The Definitive Lennon/John Lennon ジョン・レノンは決して「愛と平和の聖人」なんかじゃなかった。それは今や周知の事実。 けれど、ジョンが心から愛と平和を願って歌に託してきたことも事実。 なんだか不景気なニュースばかりの年の暮れに、ジョンの声がことさら染みる。 “弱い人も強い人も、お金持ちも貧しい人も、メリー・クリスマス、そしてハッピー・ニュー・イヤー。 来るべき年が、何の怖れもない良い年でありますように。”
The Great American Songbook/Rod Stewart へこんだ気分に、あえてゴージャスで対抗する。大晦日まではほぼ戦闘体制が続く毎日、せめて音楽を聴く時くらいはゆったりとリッチにゴージャスにいってみよう。ロッドの粋な歌のすき間からこぼれおちる癒しようのないような悲しみや、それさえも笑ってしまうような飄々としたつっぱり方が好き。
Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。 “日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。 自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。
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