週の半ばからリュウさんの来阪に備えて前倒しで仕事を片付けておいたのに、役員の「来週、幹部会で報告するから○○の分析資料作ってくれ」の一言で予定が狂ってしまい、結局仕事場を出たのはもう6時半。 ミナミまでならなんとか30分あれば着くだろう、と慌ててお店に向かったのだけれど、実はもうかれこれ20年もろくに行っていないミナミの街。あのあたり、と思い込んでいた場所が思い込み違いで、似たような場所をうろうろしてしまって結局30分近く遅刻するハメに(汗)。 汗かいたお蔭で、その後の一杯目のビールがめちゃくちゃうまかったー! リュウさんはもう、予想通りのファンキーな、男が惚れるタイプの男前! これも予想通り、話し始めて3分で、初対面であることを忘れた(笑)。 40過ぎの野郎どもの、きっと高校生の頃と何も進歩していないようなくだらなくも熱い話を肴に、ビール、焼酎、日本酒、ジャック・ダニエルズにハイボールにワイン、と実に朝の4時まで飲み続けてしまいました。 鱧のしゃぶしゃぶ、美味かった! 関西人でありながら初めて食べたけど、もっちりして甘みがあって。 そしてストーンズ・バーでは、マスターの一筋縄ではいかない魂のスライドに御見それし、Okadaさんの実に味のあるブルース・ギターやリュウさんのベースさばきとシャウトも楽しませていただきました。 それからアメリカン・ミュージック・バーでは、昔はバンドで歌っていたという美人ママのコレクションのレコードを物色しながら、もう真夜中であることも忘れてはしゃいでしまいました。 リュウさんの部屋に着いたとたんにバタンキューだったのはご愛嬌、ってことで(苦笑)。 いろいろ全部段取りいただいたOkadaさん、本当に感謝です! それにしても楽しい夜でした。 ほんと、高校生に戻った気分。 音楽って楽しいなぁ。 好きな音楽を間にはさめば、あっという間に昔からのなじみの仲間みたいに仲良くなれる。 そして、普通に暮らしていたらまず出会うことがなかっただろうソウル・ブラザーたちと出会わせてくれたブログというメディアにも感謝。 Blues Blues Blues / Jimmy Rogers 飲みながら、リュウさんからこんなお題が。
「好きなブルースマンを3人挙げれば誰?」
Okadaさんは「マディ・ウォーターズとエルモア・ジェイムスと、もう一人はサニー・ボーイ・ウィリアムソンかリトル・ウォルターかどちらかかなぁ。」と正統派の答え。
僕は、その質問にとっさに浮かんだのが、なぜかジミー・リードとジミー・ロジャース。
ちなみにリュウさんは「何といってもジョン・リー・フッカー。」と。
これ、多分この3人のキャラどおりなんだろうね(笑)。
ということで、今日の音楽は、夕べの余韻に浸りつつ、ジミー・ロジャースが亡くなる直前に名だたるロック・ミュージシャンを集めてレコーディングしたアルバムを。
このアルバム、とにかく楽しい。
ゲストは、ジェフ・ヒーリー、ステファン・スティルス、エリック・クラプトン、ロバート・プラント&ジミー・ペイジ、渋いところでタジ・マハルとロウェル・フルソン、そしてミックとキースという大御所ぞろいですが、ありがちな顔見世って感じじゃなく、音を出すことが、歌うのが、本当に楽しくてたまらない、というのがもうビシバシ伝わってくるし、ジミー・ロジャースの大御所感のない屈託のなさがまたたまらなくええんですわ!
Trouble No More -Jimmy Rogers(featuring Mick Jagger & Keith Richards) Gonna Shoot You Right Down(Boom Boom) -Jimmy Rogers (featuring Robert Plant,Jimy Page & Eric Clapton)
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このアルバム、いいですよね。曲もべたべたなくらいのシカゴ・ブルース名曲選。ミックやキースも、高校生のノリで演ったんじゃないかと思います。
飲み会、楽しかったですねー!また次も朝までおつきあいしますよー!