GATEWAY / HARRYHARRYのデビュー25周年のソロ・アルバムが近々発売されるらしい(POP-ID通信よりの情報)。これは、ストリート・スライダーズ時代の自作曲のセルフ・カバー。25周年だとかセルフ・カバーだとか言葉自体がHARRYとのギャップを感じたりはするのだけれど、それくらい時は経ってしまっているということか。
かつて綴ってきた歌に込められた思いを、今のHARRYはどう歌うのだろう。
ハタチそこそこの頃、僕もギター片手に自分の歌を書いたことがある。そんなものとても恥ずかしくて封印してしまおうと30代の頃は思っていたけれど、40代の今ならそうでもないような気がする。今ならもっと素直に、10代や20代の自分の思いが、今自分がいる場所に自分を導いてきたのだと思えるし、その頃の歌を違うニュアンスで歌えるかもしれない、そんな気がしたりはする。HARRYがどうなのかは知らないし、選曲の基準を尋ねたところでどうせ、「関係ねぇよ、なんとなくだよ。」なんてとぼけられてしまうのだろうけれど。
ちなみに収録されるのは、“のら犬にさえなれない”“カメレオン” “Angel Duster”“TOKYO JUNK”“Easy Come, Easy Go”“風が強い日”…などなどの12曲。個人的な好みで言えば、“嵐のあと”と“Easy Action”と“New Dance”も入れてほしかったなぁ。あと“ありったけのコイン”とか。
それにしても風の強い一日だった。
心の中の吹き溜まりをぶっとばしてくれるような。
春はもう、そんなに遠くない。
♪
風が強い日 風が強い日
雲が流れてく
乾いた通りに
埃が舞ってる
足を止めて振り返ればそこに
長い影が腰をおろしてる
Yeah なんて平和な一日さ
Yeah しばらくここで眠らせてよ
丘に登って
見渡していると
ざわめいた街並み
まるで嘘のようさ
きっとみんな自分だけの場所を
守ることに夢中なんだろう
Oooh このまま時に身を任せて
Yeah 少し一人でいさせてよ
Oooh すべてが幻だなんて
Yeah 少し呟いてみただけさ
風が強い日
雲が流れてく
手を伸ばせば届きそうな空に
鳥の群れが遠ざかってく
Oooh 耳を澄ましているから
Yeah 優しい歌 聴かせてよ
スポンサーサイト
http://goldenblue67.blog106.fc2.com/tb.php/612-31035ca6
トラックバック
コメントの投稿