最近個人的に流行っているのが、ネット・ウォークマン内に収めてある曲をABC順にランダムに聴くこと。ランダムにいろんな曲が次々と流れてきてこれがけっこう楽しい。例えば「Y」を選ぶと…リー・ドーシーのYA YAに始まって、ビートルズのYellow SubmarineとYesterdayのあと、マーヴィン・ゲイとダイアナ・ロスのYou're everything、そのホール&オーツのカバー版、スティーヴィー・ワンダーYou're the sunshine of my life、アーサー・アレクサンダーのYou better move on、ボズ・スキャッグスのYou can have me anytime、そのピーボ・ブライソンのカバー、スプリングスティーンのYou can look、フェイセズのYou can make me dance、そしてこのジョー・ジャクソンのYou can't get what you want…ってな具合。ちなみにその後はトゥイステッド・シスターのYou can't stop rock'n'rollが続き、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズのYou got a lucky、ストーンズのYou got the silver、スタン・ゲッツのYou stepped out of a dream、佐野元春Young Bloodsと続く。ラインナップだけ見ると支離滅裂で時代も音楽性も目茶苦茶なのだけれど、次々と曲ごとに変わる風景や情景は、まるで中高校生の頃に聴き入ったラジオみたいな気分にさせてくれる。
Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。 “日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。 自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。
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