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♪Beyond the Missouri Sky / Charlie Haden & Pat Metheny

Beyond The Missouri Sky (Short Stories)
Beyond The Missouri Sky (Short Stories) / Charlie Haden


いつもどこか懐かしさを感じさせるようなメロディを紡ぎ出すパット・メセニーと、ベースの詩人チャーリー・ヘイデンの、1997年のデュエット・アルバム。ひとまわり以上も年齢差のあるチャーリーとパットは、ともにアメリカ中西部・ミズーリ州の生まれなのだそうだ。
このアルバムに寄せたパット・メセニーのコメントにはこうある。
「この地理的な偶然の一致が、チャーリーと僕が長年いっしょにプレーすることになった事実に関係しているのかどうかはわからない。でも、音楽の可能性に対する熱意や、率直な態度や好奇心といったことに対して僕たちがたくさんの共通点を持っていることはわかっている。こういった部分は、人格形成期に、アメリカの中核をなす土地で音楽の夢を見ながらミュージシャンとして成長したことで培われたのだと思う。」

このアルバムで奏でられるのは、そんなミズーリ州で過ごした日々の気持ちなのだろうか。
広がる平原と夕焼け空のアルバムジャケットがこのアルバムを象徴しているように思う。
センチメンタルでしんみりとした哀愁のメロディ。それとともに、今日一日への感謝や、明日への祈り…明日も楽しい一日が待っていることを期待するようなワクワク感、或いはそんな願い…が織り込まれているように聴こえる。まるで少年時代に一日の終わりに「あーした天気になーぁれ!」と呟いたときのような。

秋の夕暮れにしんみりしつつ。




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Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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