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♪Park Avenue South / Dave Brubeck

Park Avenue South: Live at Starbucks
Park Avenue South: Live at Starbucks / Dave Brubeck


深まりゆく秋の休日には、例えばこんななんでもないジャズ。
ボリュームを少し絞って、穏やかな空気で部屋を満たしてみる。
このところいろいろと忙しかった。今日は完全休養だ。

2003年録音の、ニューヨークのコーヒーハウスでのライヴ盤。
中古屋でなんとなくジャケット買いしたのだけれど、実に良い味わいの音が鳴っている。秋の日の陽だまりのようなやさしいタッチのピアノ、それを温かく見守るようかのようなオーディエンスとの親密な空気感がいい。
このとき、デイヴ・ブルーベック、既に83歳。
老いて昔話を語るでもなく、今の若い者はと説教を垂れるわけでもなく、まだまだ若いもんにゃ負けんと気負うでもなく、さらりと自然体で飄々と軽快に、素敵な音楽を奏でてくれる。
もちろんただ美しいだけの退屈な音楽じゃない。ブルーベックはクラシックや現代音楽の素養があり、理知的で上品な音を出すけれど、クラシックが演りたけりゃクラシック畑で演っているわけで、ブルーベックが演りたかったのはあくまでジャズなのだ。このアルバムでも、ここぞというときにスパッとスパークするようなジャズでしか味わえない一瞬は健在だ。



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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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