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♪Sittin' on the Fence / ザ・ルースターズ

ROOSTERS a-GO GO(紙)
ROOSTERS a-GO GO / THE ROOSTERS


フェンスに腰かけ 明るい空の下
考えているところ
これから何をやろうかな

フェンスに腰かけ 遠くを眺めて
待っているところ
イカす悪魔の訪れ

フェンスに腰かけ ミルク飲みながら
感じているところ オイラの素敵な幸運を

ずいぶん長いこと
こうしているみたい

フェンスに腰かけ 涼しい顔をして
想っているところ
愛するあの娘のことを

フェンスに腰かけ 難しい顔をして
やっているところ
オイラのジグソーパズル

ずいぶん長いこと
こうしているみたい
Yeah,Sittin' on the Fence
Yeah,Sittin' on the Fence
Yeah,Sittin' on the Fence
   
   (Sittin' on the Fence/ザ・ルースターズ)



大江慎也・花田裕之・井上富雄・池畑潤二。
北九州から出てきた4人のメンバーによる最強のロックンロール。
もし、今バンドをやるならば、ルースターズみたいにシンプルでシャープなロックンロール・バンドをやりたい。四の五の言わずにガツンとクールな奴を。

浜省・甲斐バンド・RC・佐野元春とロックのかっこよさに目覚めた僕を次々と打ちのめしていったロックバンドの数々。ザ・モッズ、ハウンドドッグ、ARB、アナーキー、そしてルースターズ。とにかくかっこよかった。こんなん聴いてたら不良になってしまう、と思いながらゾクゾクしながら聴いていた。
アナーキーやモッズはさすがに青すぎて、40になった今聴いてもそれはノスタルジーを呼び起こすかっこよさでしかないけれど、ルースターズのかっこよさはノスタルジーではない。それは、正統派のロックンロール・バンドのかっこよさとしてのかっこよさだと言い切れる。このアルバムでもI'm a Manを演っているけれど、デビュー前のライヴ音源では初期にストーンズがプレイしたR&RやR&Bをそのまんまのスタイルでガンガン演奏している。それも「ストーンズに憧れてコピーした」風ではなく、むしろ「ストーンズのメンバーの若き日と同じような環境で同じようなものを見た」ような…ミックやキースがロンドンでドロップアウトしながら、当時の英国でマイナーでしかなかったアメリカの黒人の音楽に何か自分たちと共通するものを感じてのめりこんでいったように灰色の北九州の街で彼らがロックンロールにのめりこんでいた様子が見えるのだ。当時から“ルースターズはパクってる”なんて悪口も聞えていたけれど、これはパクリなんかじゃない。彼らは「ストーンズの子や孫」ではなくて「ストーンズの年の離れた異母兄弟」なのだと思う。

いずれにしても、このかっこよさばっかりは言葉にできないな。
まぁいい。ロックンロールの本当のかっこよさは、“Yeah”というシャウトや、エレキのシャープなカッティングや、ベースのうねるようなフレーズの端々で輝いているものなのだから。



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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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