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♪セルフポートレイト / RCサクセション

FEEL SO BAD
FEEL SO BAD / RCサクセション


毎朝新聞を賑わす社会の不祥事。
防衛庁前事務次官、NOVA、赤福やもろもろの、毎日何らか新聞に載る法令違反や異物混入の自主回収社告。今日の夕刊にはニチアスの耐火性偽装。あっちもこっちも花盛りってとこだ。遡れば雪印に始まり、不二家、ミートホープ、中国産のいろいろへ繋がる食品系、ミドリ十字や姉羽の耐震偽装、あるある大事典…2000年代は偽装発覚のオンパレードじゃないか。
いつのまに日本はこんなに堕ちた国になったのか?それとも昔からこうだったのか?社会がより成熟してゆく中で「この程度なら誰でもやっている」程度の不祥事が明るみに出てきているだけなのか?
防衛庁なんていうのはあんまり直接被害もないけど(実際納税者として税金の使われ方の点ではこれを一番糾弾すべきだが)、食品関係に勤める身としては赤福がこの期に及んでやっっていたことは非常に迷惑だ。「どこでもやってるんじゃない?」なんて消費者に問われても、何を持って本当に安全と言いきれるのかが怪しくなってきた。NOVAは娘が喜んで通ってたので、レッスンがなくなってがっかりしてるし、前払いの授業料もどうなることやらで。


企業の犬どもときたら私腹を肥やしたいため
魂さえ売り渡し利益を得る
思惑通り 見積もり通り

利益の行方と来たら下っ端の俺達にゃ
上っ面拝まされ闇に消される
思惑通り 見積もり通り

No Dance,No More Dance
No Dance,No More Dance
No Dance 二度と踊らない 踊らされても

てめえのことだもの てめえで片付けるさ
どこにも所属しねぇ 誰にも属さねぇ
俺は俺の女を連れて食ってゆくだろう

No Dance,No More Dance
No Dance,No More Dance
No Dance 二度と踊らない 踊らされても

見てみろよ表を 真夏の街角でも
銭も何もねぇのに あのガキどもときたら
今夜だけだとしてもお祭り騒ぎさ
昔のアンタでも探してみろよ

No Dance,No More Dance
No Dance,No More Dance
No Dance 二度と踊らない 踊らされても

   (セルフコントロール)



“セルフコントロール”は、1984年にチャボが歌った辛辣なメッセージソング。この頃RCは事務所からの独立問題で荒れていて、この“セルフコントロール”の入ったアルバム[FEEL SO BAD]のA面(BAD-SIDEと名づけられていた)は怒りに満ち満ちていた。清志郎もチャボもハイテンションで、どぎつい言葉で痛快なほど吼えまくっている。

「だって俺は自由
短いこの人生で一番素敵なもの
それは俺の自由」(自由)

「おいらの世界を邪魔する奴は“うるせぇ”
 おいらの落ち度を責めたてる奴は“うるせぇ”
 エレキを鳴らせば隣のオヤジが“うるせぇ”」(うるせぇ)

高校生だった僕は、そのテンションの高さに圧倒され、衝撃を受け、ヘッドフォンしながら一緒に吼えた。清志郎やチャボの吐いた言葉はそのまま自分にとっての聖書の言葉になっていた。おかげでずいぶんと下品になったものだけれど。

まぁそんな個人的なことはともかく。
あの頃より社会はずいぶんクリーンになったと思っていた。けれど実際はクリーンなフリをするのが上手になっただけなのかもしれない。或いは時代の変化に疎い経営者たちが槍玉に上がる一方で、偽装や隠蔽はますます巧妙になっているだけなのかもしれない。
ますます本当の安全が何なのかわからなくなる時代。
しかし、だからこそ、踊らされないようにしたい。誠実なフリが上手な企業と、本当に誠実な企業の見極めは難しいけれど、何にしても絶対の安心なんてないのだから、何が自分にとってメリットでどんなリスクがあるのか、あやふやな情報に踊らされずに、てめえの目で見極めたい。甘い言葉に騙されないで、てめえの頭で考える。それが、消費社会で生きる消費者の責任なのだと思う。


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Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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