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♪ビートルズ名曲ベスト100、だって。

レコードコレクターズ増刊 ビートルズ名曲ベスト100
レコードコレクターズ増刊 ビートルズ名曲ベスト100

ふらっと立ち寄った本屋さんで、こんな雑誌があった。アンケートによるビートルズのベスト100曲を選ぶ、という企画。活動期間8年で200数曲しか録音していないのに100曲、ってのも何ともいえない企画ですが…。
ちなみに、ベスト10に選ばれたのはこんな曲。
 1位  Strawberry Fields Forever
 2位  In My Life
 3位  Let It Be
 4位  A Day in The Life
 5位  Hey Jude
 6位  While My Guitar Gently Weeps
 7位  Something
 8位  Help
 9位  She Loves You
10位  All My Loving

まぁ、妥当な線なんだろう。


ビートルズは基本的には好きだ。でも、ビートルズに関してはあまり記事を書いてこなかったのは、以前、狂信的なビートル・マニアにひどい目に遭ったことがあるからだ。
ブログなんてものがあまり一般化していなかった頃、おもしろ半分でたまにamazonにレヴューを投稿していたことがある。そこで、2000年に出たビートルズのヒットチャート№1ソングばかりを集めたアルバム「1」にあるレビューを書いたら、偏狭なビートル・マニアから執拗な酷いいやがらせを受けたのだ。
書いたのは、こんな記事。

『僕が生まれた年、ビートルズは「サージェントペッパーズ」をレコーディングしていた。歌謡曲よりもっとかっこいい歌があることを知った中学一年生のとき、ジョンは殺された。ビートルズを聴きたいと思ったけどたくさんあるレコードの何から聴いていいかわからずにFMでビートルズの番組があるたびにエアチェックしていた。
このアルバムは、そのころエアチェックして作った自作のカセット・テープを思い出す。金が無かった中学生の頃、こんなレコードがあれば良かったのに、と思う。
金儲けだとか何の変哲もないとか、このアルバムを批判する声がたくさん聞こえますが、僕が今中学生だったら間違いなくこのCDを買う。そしてロックの奥深い世界へ足をつっこんでいくのでしょう。
ビートルズが解散して35年、でもビートルズはこれからもずっと新らしいファンを増やしていく、その水先案内をこのCDが果たしていくはずです。
断じて言います。ビートルズは、一部のマニアのためのものじゃない。リアルタイムで聴いたファンも昨日このCDでファンになった人も、ビートルズに心動かされたことには何の変わりもないのではないでしょうか。』

THE BEATLES 1
The Beatles 1/The Beatles


思春期の入り口だった中学生になったばかりの頃はいわゆるニューミュージックと呼ばれる音楽ばかりを聴いていた。海外のアーティストはダメだった。歌詞が分からなかったから何も感じ取れなかった。そんな中で、ビートルズの歌だけは、すんなりと歌詞がわかったのだ。それが楽しくてのめりこんだ。この「1」に入っていたような曲ばっかりをエアチェックしまくった。それは確かに、僕をロックやブルースの世界へいざなう水先案内を果たしてくれたのだ。それは確かにとても大きな出会いだった。
そして時代は変わってもビートルズの音楽は、若い世代に大きな世界への扉を開かせるだけの何かを持っている。だからこそこのアルバムは次の世代のために発売されるべきレコードだったのだ、と僕は今も思うのだけれど、偏狭なマニアの理屈はこうだ。「ビートルズはアルバム全てを聴かないと意味がない。」「このCDはビートルズの一側面だけを表面化しているのでこれでビートルズを知った気になってもらっちゃ困る。」、挙句「未だにビートルズで金儲けをしようとする奴等がいるのはけしからん。」と。そんなこと言っている奴に限って、どこの誰とも判らん奴が悪どく儲けているかもしれないビートルズのブートレッグを収集していたりするんだぜ。彼らが守ろうとしているのは自分個人の中で培われた自分自身のためのビートルズ像、彼らが語っているのは「音楽」としてではなくファッションとしての、まぁファッションという言い方が悪ければ「文化」としてのビートルズ。それはそれで自分個人の中で大切に守っていけばいいだろうし、ビートルズが世界中に及ぼした「文化」としての影響を否定するわけでもない。けど、ビートルズの生み出した音楽は、それこそビートルズ自身の思惑すら超えてしまうくらいのパワーを今も持っているから、時代に合わせて姿を変えていくのは至極当然のことなのだけれど。

まぁ、なんてことはない、この本を立ち読みしながらそんなことを思い出したというだけのこと。
僕にとってのビートルズは、60年代に素晴らしい音楽をたくさん作っていたカッコいいバンドとしてのビートルズ。ストーンズやフーやキンクスとともにアメリカの黒人が生み出したロックンロールやリズム&ブルースをカッコよくプレイしたバンドのひとつ。そして彼らの音楽は、今聴いても充分にカッコいい。
それ以上でもそれ以下でもない。



ところで、せっかくなので、僕自身もベスト10を選んでみた。
いくら屁理屈を並べたところで、そういう作業にはなんだかんだと抗えない楽しみがあるからだ。

1・Drive My Car
2・No Reply
3・Nowhere Man
4・Yar Blues
5・Happiness is a Warm Gun
6・Strawberry Fields Forever
7・In My Life
8・Don't Let Me Down
9・Across The Universe
10・Octopus’s Garden

順番はランキングではなく、選んだ10曲をウォークマンに入れて聴きたい順番。
R&R/R&Bのカヴァー曲はカッコよさの基準が変わってくるのであえてはずしました。

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Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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