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♪青いエアメイル / 松任谷由実

SEASONS COLOURS-秋冬撰曲集-
SEASONS COLOURS-秋冬撰曲集 / 松任谷由実


青いエアメイルがポストに落ちたわ
雨が染みぬうちに急いでとりに行くわ
傘をほほでおさえ待ちきれずひらくと
くせのある文字がせつなすぎて歩けない

ときおり届いたこんな知らせさえ
やがては途絶えてしまうのかしら
けれどあなたがずっと好きだわ
時の流れに負けないの

冬は早く来る あなたの町の方が
最後に会ったときのコートを着ていますか
5年 いえ8年たってたずねたなら
声もかけれぬほど輝く人でいてほしい

選ばなかったから失うのだと
悲しい想いが胸をつらぬく
けれどあなたがずっと好きだわ
時の流れに負けないの

けれどあなたがずっと好きだわ
時の流れに負けないの

   (青いエアメイル)



今日みたいな雨の日に、ポストにぽとんと音を立てて落ちる、遠く離れた場所からの気持ちを運ぶ手紙。

ある一時期、ある人に、たくさん手紙を書いた。返事が待ち遠しくて毎日ポストを覗いたりもした。もう何を書いたのかさえよく覚えてはいないけれど、誰かに向けて何かを伝えようとすることで、へこたれそうな毎日を持ち堪えられるだけのエネルギーをもらっていたような気がする。

それを書いている間はその人のことを思っている、というところが、手紙の一番素敵なところだと思う。何をどうやって伝えようか、こんな書き方じゃ誤解されるだろうか、そんなことをあれこれと、その人のことを思いながら書く。メッセージの中身以上に「これだけの時間、あなたのことを思っていましたよ。」ということを伝えようとしていたのかもしれない、なんて今になってそう思う。


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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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