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♪ハンキーパンキー / ハナレグミ

日々のあわ
日々のあわ / ハナレグミ


どこまでやれるかなんて
無限に浮かぶままの回答
きたるべき日々を
余すことなく見据えたいんだ

僕のための 日々のあわ

変わることを拒むのでなく
変われたことをほめたいんだ
傷を嘆くよりも
出会えたことを歌いたいんだ

君のための 日々のあわ

ハンキーパンキー遊ぼうよ
答えはひとつだけじゃないんだよ
ハンキーパンキー楽しいと
素直に言えるほうが素敵だよ

今は見知らぬ笑顔の隣の人々
どこかでまた出逢えるといいね

   (ハンキーパンキー / ハナレグミ)



いい天気なのにお客さまとのトラブルがあってスーツに着替えて出動した午後。相手様との待ち時間で少しぼけっとしてた。
見上げれば秋の空。いわし雲がたくさん並んで、空の色が少し薄くて、そんな空を見上げてたら、なんだかぽっかりエアポケットにはまったみたいに悲しいんだか楽しいんだか、泣きたいんだか微笑みたいんだかよくわからないような、そんな気分になってしまった。
どーでもいいトラブルなんてほったらかして、河原へ行ってお昼寝でもしたいなぁ、なんて思いながら、大きく深呼吸してみた。決して投げやりや捨て鉢な意味ではなく、何もかもどーでもよくなった。
何もかも、小さなことだ。雲は形を変えながら、風に乗っていく。日々は流れてゆく。それでいいのだ。

なんとなく、そんな気分に似合うハナレグミの2nd“日々のあわ”。
雲を運ぶ風のように優しく穏やかでちょっぴり寂しげで、でも悲しくはない、そんな永積氏の声。
答えはひとつだけじゃないんだよ。



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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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