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♪1970 / 三宅伸治

615
615 / 三宅伸治&ナッシュビル・キャッツ


よく晴れた一日だった。10月のはずなのに、夏の匂いがする一日。
ほぼ徹夜に近い状態で仕事を片付け、朝から子どもの運動会。実は過去2年間いずれも雨で振り替えになり行けなかったのだ。親としては、どうしてもあらばっかり目立ってしまって目を覆いたくなるようなシーンもあったけれど、家での態度から想像できる姿よりもはるかに、まともに幼稚園生活を送っているようで安心もした。

それにしても、幼稚園児の運動会っていうのは、なんてのどかで平和で穏やかな光景なのだろう。誰もが絵に書いたような幸せな笑顔を浮かべて子どもたちを見守っている。まるで悩みもいさかいも一切ないような。
そんな幸せがずっと長く続くわけではないことをみんなわかっているからこそその一部始終を一生懸命カメラに収めておこうとしてしまうのだろうか。娘がひたむきに走り踊る姿を、いつの日か、懐かしいレコードを聴くみたいに、思い出すのだろう。


古いレコードから好きな曲が聞こえる
僕の部屋は今1970年
夏の匂いがする 10月のはずなのに
僕の部屋は今1970年
Good time music 君に聴かせてあげたい
Good time music 僕の部屋へおいでよ

レコード棚から世界を旅しよう
あらゆる景色にトリップできるんだ
本当の君はどこにいるんだい
僕は僕を探し当てそうだよ
Good time music 君に聴かせてあげたい
Good time music 僕の部屋へおいでよ

僕はうまく行きそうなんだよ
少しずつ ほんの少しずつだけどね

当てはなくともドアを開けよう
僕は僕を探し当てそうだよ
Good time music 君に聴かせてあげたい
Good time music 僕の部屋へおいでよ

    (1970/三宅伸治)


芸能生活20周年とかで、このところ脚光を浴びている三宅伸治氏。
鳴り物入りでデビューしたモジョ・クラブが見事にずっこけてレコード会社を転々とする、そんなちょうど10年前のこのアルバムは、ナッシュビルで名うてのメンツとレコーディングしたカントリィでスワンピィでブルージィで、懐かしい匂いがするようなレコードだ。
当てはなくともドアを開けよう
僕は僕を探し当てそうだよ
そんなフレーズが、何かの転機だったことを感じさせる。


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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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