Woman and I...OLD FASHIONED LOVE SONGS / 柳ジョージ&レイニーウッド 夏の熱気をいくつか残しつつ、空には雲をまとった秋の月。そんな雰囲気で聴きたくなった柳ジョージとレイニーウッド、1980年のアルバム[Woman & I]。初めて聴いたのはいくつの頃だったのだろう?
このレコードに収められた、20の唄に語られた、それぞれの、少しほろ苦く、センチメンタルで、泣けてくるような物語の数々。その輝きは今も色褪せないどころか、年を経るにつれ熟成していくかのような気さえするのだ。そしてそれを支えるレイニーウッドの古き良きアメリカの香りがぷんぷんする、まるでザ・バンドのような熱く渋い演奏。
少年時代にはまだ知らない遠い世界への憧れを抱かせ、ブルースやソウルを教えてくれたこのレコードが、大人になってリアルに響くようになるとは思ってもみなかった。
時は過ぎ思い出に 一人飲むLonely night
胸の開いた赤いdress 眩しすぎるenamel shoes
今はいないおまえ思い 星空に叫ぶMomories
誰も皆羨んだ
戻らない 二人過ごしたあの夜
闇の中抱き合った二人にcandle light
暮れなずむ街 月は踊り
はしゃいでいたぜ Illumination
真夏の空にはNight plane
二人乗せGo to heaven
誰も皆羨んだ
戻らない 二人過ごしたあの夜
闇の中抱き合った二人にcandle light
九月の夜 月はただ黙ってる Lonely night
埃まみれのガラス窓に 映るあの日のScreen
虚ろな時 この部屋で 独り回るmoody blues
誰も皆羨んだ
戻らない 二人過ごしたあの日々
So long
(LONELY NIGHT)
昔この道をいつも違う女の
肩に手を当て口説きながら走ったぜ
バックミラーに映った女の顔を
俺は今でもひとりづつ覚えてる
過ぎた日々の谷間に 生き続ける女たちよ
俺は今でもひとりでいるけど おまえたちが好きさ
ヘッドライトに浮かんでは消えてゆく
若かった頃の思い出に手を振れば
雲に隠れてたあの頃と同じ月が
岬の方から俺に微笑んでいる
過ぎた日々の谷間に 生き続ける女たちよ
今夜は俺とふたりだけで走ろう
夜のハーバー・フリーウェイ
昔この道をいつも違う女の
肩に手を当て口説きながら走ったぜ…
(ハーバー・フリーウェイ)
スポンサーサイト
http://goldenblue67.blog106.fc2.com/tb.php/498-afec5113
トラックバック
コメントの投稿