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♪Sloop John B / The Beach Boys

ビーチ・ボーイズ・グレイテスト・ヒッツ(2)1966-1969
Beach Boys Gratest Hits Vol.2 / The Beach Boys


(拙訳:Sloop John B)

じいさんと俺
帆船ジョンB号に乗ってやってきた
ナッソーの町辺りを漂ってたんだ
一晩中飲み明かしては喧嘩ばっかり
もうまいっちゃったな
故郷に帰りたいよ

だからジョンB号の帆を高く上げて
ほら、メインセイルも準備Ok
陸に上がったままのキャプテンを呼びつけて
故郷へ帰してくれ
もうまいっちゃったよ
故郷へ帰りたいんだ

一等航海士は酔っぱらいで
キャプテンの船室をぶっ壊してしまった
警官がやって来てヤツは連れていかれた
保安官ジョン・ストーンよ どうして俺をほっといてくれないんだ
もうまいっちゃったよ
故郷へ帰りたいんだ

だからジョンB号の帆を高く上げて
ほら、メインセイルも準備Ok
陸に上がったままのキャプテンを呼びつけて
故郷へ帰してくれ
もうまいっちゃったよ
故郷へ帰りたいんだ

料理長は発作を起こしてしまって
俺のおかゆを投げ飛ばしてしまった
しかも俺のトウモロコシを全部平らげてしまったときやがる
故郷へ帰してくれ
なんで帰してくれないんだ?
これは今までで最悪の旅だったよ



夏は過ぎてゆく。
“Sloop John B”は、ビーチボーイズの名盤PetSounds唯一のカバー曲。あまりにも暗い音像のPetSoundsを売れないと判断したレコード会社がブライアン・ウィルソンの反対を押し切って収録したらしいけれど、今アルバムを通して聴くと、キラキラ美しく同時に少し痛いブライアンの楽曲群にはさまって、アルバム全体の統一感は損なわないまま、いい感じのでほっと一息つかせてくれているように思う。
夏の終わりのような哀愁感、ユーモアをたっぷり含んだ滑稽でちょっと情けない歌詞、とぼけた味わいも悪くない。鎖につながれたようなどろどろのブルースもいいけれど、これくらい飄々とブルースを表現できることは素敵だと思う。
何よりもこの曲、大好きなのだ。
酔っ払って一人で帰る帰り道、ふと口ずさんでみる。

“let me go home I wanna go home, yeah yeah
Well I feel so broke up,I wanna go home”

で、どこへ、帰る?


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コメント

[C1538]

名無しでコメントする人に律儀に返事書く必要などないのですが、歌なんてもんは聴き手の数、聴いたシチュエーションも数だけいろんな受け止め方があって、それはどう聴こうと聴き手の自由。
僕はこの日酔っぱらって、ご機嫌でこの歌を口ずさんだ、そのことを違うなどといわれる筋合いなどどこにもありません。
  • 2012-10-10 00:06
  • goldenblue
  • URL
  • 編集

[C1530]

違います、これは、もちろん酔っぱらって歌う曲ですが、酔っぱらって家に帰る時の曲ではないです。私が、なぜこの曲を知り、好きになったか、遠い外地で一緒に仕事をしていて、一緒にラグビーをそていたイギリス人のチームメートが、酔っぱらうと、故郷に帰りたいと、それで大合唱になる曲だからです。いつしか、僕もこれを覚え、一緒に、日本を想い、涙して歌うようになりました。人生の中で最高の一曲の一つです。

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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