Ooh La La/Faces ファンキーなR&Rもかっこいいけれど、ロニー・レーンの滋味深く哀愁あふれるB面が好き。 “Thank you kindly/For thinking of me/If I’m not smiling/I’m just thinking”(Glad and Sorry)…みたいな気持ちになってしまったら、もう酔っぱらってしまうしかないもんね。
The Basement Tapes/Bob Dylan & the Band ボブ・ディランはあまり詳しくないのだけれど、このアルバムはお気に入り。 酔っぱらいたちが昼間っからへべれけになってるように猥雑でとっちらかって好き放題の演奏。 でもそのユルさ、いいかげんさが何とも素敵だ。
Down and Out Blues/Sonny Boy Williamson II 数多くいるブルースマンの中でも、飲んだくれで、調子がよくて、ウソばっかりついては逃げ回っているどうしょうもないいいかげんな、しかし憎めない愛すべき男…みたいなイメージがサニー・ボーイにはあります。
Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。 “日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。 自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。
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