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♪The Sound of Summer Running / Marc Johnson

Sound of the Summer Running
Sound of the Summer Running / Marc Johnson


真夏のよく晴れた青空の下、川沿いの公園の木陰で、このアルバムを聴きながらうとうと。
夏休み、って感じです。

パット・メセニー、ビル・フリゼールという、タイプの全く違うようで、ジャズに留まらない汎アメリカ音楽的な表現力の広さといった共通点を持つ二人のギタリストを従えたこのアルバム。繰り広げられているのは、カントリィからフォーク、ジャズ、ブルース、そしてロックンロールまで、すべてのアメリカ音楽が絶妙にブレンドされた、オール・アメリカン・ごちゃまぜミュージック。
浮かんでくる情景は、少年時代の夏休み。夏休みの少年たち。
セミ捕り、カエル捕り、ザリガニ釣り、三角ベース、自転車レース、空き缶ボート競走。ひっかいて、転んで、虫に刺されて、すりむいて、泥んこになって、水びたしになって。
小学生の頃はいつもこんな風に無邪気に、野山や川原を駆けずり回っていた。毎日が永遠に続いていくかのようだった。怖いものなんて何にもなかった。
あの頃は、なんて思わない。今も、じゅうぶんにやんちゃ坊主のまんまだ。駆けずり回る場所は野山じゃなくなっても。
なんだかわくわくするね。
トム・ソーヤーにでも会いに行けそうな気分。


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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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