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♪一本の音楽 / 村田和人

ひとかけらの夏(紙ジャケット仕様)
ひとかけらの夏 / 村田和人


懐かしいレコードをもう一枚。1983年、村田和人。
もう高校生になっていたのだったかな?村田氏の描き出す西海岸的な爽やかでお洒落な世界とはほど遠い新興住宅街の隅っこの2階の部屋で、ニキビ面の少年が、彼の過ごしている毎日とはほど遠すぎて「あこがれる」ということさえ思いもしないまま、毎日のように聴き入っていたのだった。
そんな1983年。
この曲は当時マクセルのカセットテープのCMソングだった。今、「一本の音楽」なんて言い方は通用しないね。カセットテープなんかもはや売ってないですが、考えれば記録媒体も安くなったな。当時90分テープ一本1000円位してて、15歳にはとても大きな金額だった。もったいないから何度も消して使ったりしてた。レンタルレコードもないから音源はほとんどFMエアチェックだったし。今やダウンロードだものね。

時代は変わる。けれど時代をいくら経ても変わらない気持ちがある。
今も、ポケットにはいつも、大好きな歌がある。

君の好きな歌をいつもポケットに入れて



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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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