Southern Accents/Tom Petty & the Heartbreakers よく晴れた秋の日のような爽快なロックンロールと、ひんやりとした秋の夜風のようなバラッド。 粋がってつっぱった態度とは裏腹にほろりとこぼれ落ちるような優しさやさみしさにグッと来てしまう。
Big Daddy/John Cougar Mellencamp 手に入れたロック・スターの座を蹴って生まれ育ったインディアナ州に戻り、土臭いロックンロールをしゃがれた声で歌うジョン・メレンキャンプ。自分に正直にしか生きられない頑固でぶっきらぼうな、だけど愛すべきチンピラ・ロッカーの、パーソナルな歌たち。
Family Style/Vaughan Brothers 故スティーヴィー・レイ・ヴォーンが兄ジミー・ヴォーンと組んだヴォーン・ブラザースの、結果的にたった一枚残されたアルバム。 リラックスしたムードの艶のあるソウル&ブルースは、ほっこりした秋の陽射しのようにのどかで、秋の草花みたいにタフな生命力を感じる。
Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。 “日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。 自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。
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