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♪Wheel of Life~Spring(All Beautiful days) / 渡辺貞夫

ホイール・オブ・ライフ
ホイール・オブ・ライフ / 渡辺貞夫


2003年発表の渡辺貞夫さん、現在のところの最新アルバムの最後2曲は、ホメロ・ルボンバのちょっと古風なアコースティック・ギターと、ナベサダさんのフルートのデュオ。
春の美しさとせつなさをせつせつと歌う短調のもの悲しいメロディ。
ナベサダさんの吹く音は基本的にウェットだ。けれど湿っぽくはない。なんというか、草木の呼吸をたくさん含んだ風のような潤いと優しさがある。ただ甘いだけの優しさじゃなく、人生色々かみしめた上でそれでも何もかも許してしまおう、みたいな優しさがにじみ出てくるような。

音楽という表現は、演奏する人の人となりがそのまま音に出てくるから面白い。普通、70過ぎてフルートなんて吹いたら、もっと渋い枯れた音になるはずなんだけど、ナベサダさんはまだまだ枯れない。その潤いの源には一体何があるんだろう?70過ぎたらわかるかな?もっとも、こんな枯れない爺さんにはなれそうもないけれど。



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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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