ちょっと「You've got a friend」のアンサーソングみたいなこの歌は、1979年の大ヒットナンバー。当時12歳だからリアルタイムで聴いたのかどうだかはっきりした記憶はないけれど、Billy Joel“Honesty”や Boz Scaggs “We're All Alone”とともに、自分史のずいぶん初期の頃から耳になじんでいた歌のひとつ。まだ愛だの恋だのなんてなんもわからん頃。何となくわからないなりに恋する気持ちってこの歌みたいにせつなく甘酸っぱい感じのものなのかなぁ、なんて思っていた。 もちろん今だってまったくわかったうちには入らないのだけれど。
Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。 “日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。 自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。
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