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♪Jealous Guy

Imagine
Imagine

John Lennon

(拙訳:ジェラス・ガイ)

昔の夢を見たんだ
それで僕の胸は高鳴った
自分の気持ちがコントロールできなくなりそうだ
自分の気持ちがコントロールできなくなりそうだ
君を傷つけるつもりはなかった
泣かせてしまって本当にごめん
君を傷つけたくはなかった
僕はただの嫉妬深い男

とても不安だった
君がもう愛してくれないんじゃないかって
心の中で震えていたんだ
心の中で震えていたんだ
君を傷つけるつもりはなかった
泣かせてしまって本当にごめん
君を傷つけたくはなかった
僕はただの嫉妬深い男

君の歓心を引きたかったんだ
君が何かを隠しているように思えたから
痛みをじっと飲み込んでいたんだ
痛みをじっと飲み込んでいたんだ
君を傷つけるつもりはなかった
泣かせてしまって本当にごめん
君を傷つけたくはなかった
僕はただの嫉妬深い男



ジョン・レノンの不朽の名曲「Imagine」が含まれたアルバム『Imagine』の一曲。
今も世界中で認知されているのは、世界平和や国境のない世界を願った「Imagine」のジョン・レノン像。だけど、僕が好きなのは、そんな崇高なジョンじゃなく「Jealous Guy」で見せる女々しく弱く情けなく嫉妬深いジョンなのです。
ビートルズで世界中を席巻したスーパースターも僕らと同じ弱い心を持ったただの男なんだ、ってこと。そしてそのことをさらけ出すことができるくらい正直で(そして少しずるがしこくしたたかな)ジョン。
別にそこに自分を重ね合わせて感傷に浸っているわけではないけれど、この歌で歌われた気持ちは自分の感情の中でとても近しいものだ。

嫉妬は、弱さだと思う。
けれど、それはとても人間らしい感情だと思う。
そして、そんな弱さを持った自分をちゃんと受け止めていたいと思うのです。


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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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