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♪You've got a Friend

Tapestry
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Carole King

(拙訳:You've got a Friend)

トラブルに見舞われて落ち込んだとき
そして誰かに優しくしてほしいと思うとき
何もかもがうまく行かないと思うとき
目を閉じて、私のことを思ってみて
すぐにそこへ駆けつけるから
真っ暗闇のあなたの夜を
明るく照らしてあげる
私の名前を呼んで
なにをしててもあなたの元へ駆けてゆくの
冬・春・夏・秋 いつだってあなたはただ呼べばいい
私はここにいるから
だって、友達じゃないの

もしあなたの真上の空が暗くなって
雲がたれこめてきたり
北風が吹き荒れ始めたとしても
気持ちを強く持って、大声で私の名前を呼べばいい
すぐにあなたの扉をノックする音が聞こえるわ
私の名前を呼んで
なにをしててもあなたの元へ駆けてゆくよ
冬・春・夏・秋 いつだってあなたはただ呼べばいい
私はここにいるから
だって、友達じゃないの

周りの人がとても冷たいとき
あなたは傷つき、孤独におびえ
奴等はあなたの魂まで奪い去ろうとするけれど
私の名前を呼んで
なにをしててもあなたの元へ駆けてゆくよ
冬・春・夏・秋 いつだってあなたはただ呼べばいい
私はここにいるから
だって、友達じゃないの



キャロル・キングは、1958年に歌手としてデビューするが売れずに挫折。その後、夫ジェリー・ゴフィンとのソングライター・コンビで、「ロコモーション」「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ」など後々まで歌い継がれている数々の名曲を生み出した。1960年から1963年にかけての三年間で、ふたりは延べ20曲あまりの全米トップ40ヒットを世に送り出している。(Wikipediaより抜粋)
しかし、ビートルズの時代になって彼らの蜜月時代は終わり、68年に二人は離婚。二人の間に何があったのかは知らないけれど。
そして70年にソロ・シンガーとして再デビューし、この「きみの友達」を含むアルバム『Tapestory』が大ヒットした。

夢も希望も挫折も失望も、いろんなことがあったのだろうと思う。
「きみの友達」はいろんな人がたくさんカバーしているけれど、やっぱりキャロルのが一番好き。例えば有名なジェイムス・テイラー版はなんだか淋しすぎて独りよがりだし、ダニー・ハサウェイとロバータ・フラックのデュエットは男と女のにおいが濃すぎて凡庸なラヴ・ソングに感じてしまう。キャロルのヴァージョンは、ピアノ一本で淡々として、歌い方もクール。けれどそのピアノの音一つ一つがすーっと心に響き渡っていく。そこにあるのは、男も女も超えた、信頼できる同士としての愛情。

落ち込んだときや辛い時、
こんな友達がいてくれればいい。
男であれ女であれ、それが最良の人間関係だと思うのです。



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Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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