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♪(Don't Worry) If There's a Hell Below, We're All Going to Go

Curtis (Dlx)
Curtis

Curtis Mayfield

(拙訳:(Don't Worry) If There's a Hell Below, We're All Going to Go)

兄弟姉妹たち
白人 黒人 
犯罪者も警察もその一味も
みんなこの政治劇の出演者なんだ

急げ 心配事から逃れよう
裁判官と陪審員が 政党都合の欠陥法を押しつけて来やがる
盛りについた猫 丸まったり騒ぎ立てたりののしったりしながら
億万長者になること=殺人者になることさ
平和のことなんて誰も考えない
こんな感じだろ
お前が感じてることは

マリワナ吸って クスリでぶっ飛んで
未教育の学校から 教育された馬鹿が卒業する
売人は規則に縛られ
プールには汚染された水

ニクソンはいつも「心配要らない」と演説
「心配要らない」
「心配要らない」
「心配要らない」
「心配要らない」
けど、それをどうすすめていくのかはきっと奴等にもわからない
生き地獄があるのならば
俺たち一人残らず直行さ
誰もが祈り 誰もが言う
けど本当に行うべき時が来た時にはみんな寝そべったまま、ってか

神よ
私の申しあげたことすべて真実であるのなら
私たち大衆が見ることの出来る
方向がないはずはないのですけれど



まるで90年代のギャングスターラッパーのような過激なアジテーションに満ちた歌詞。これが1971年のアメリカ。しかしこの歌詞、そのまんま今の日本に当てはまるような気がしてならない。
後を絶たない偽装や隠蔽、無責任と無関心、家族の崩壊、学校教育の崩壊、地域地縁の崩壊、格差社会、いじめ、氾濫するセックスと暴力。
○○はいつも「心配要らない」と演説。けど、それをどうすすめていくのかはきっと奴等にもわからない。




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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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