Good Time for Love/Sadao Watanabe ジミー・クリフがパーカッションで参加しているというレゲエ・リズムにのせて気持ちよく歌うナベサダさん。ナベサダさんのサックスの、裏表も腹黒さもいやらしさもまるでない素直な音色が好き。
The Ultimate Collection/Michael McDonald ジェントルで包み込むようなマイケルさんのシルキー・ヴォイス。からっと晴れやかで湿気が低くて肌理の細かいサウンド・プロダクションは、やや刺激が少なくありきたりだけれども、そんな穏やかな退屈を楽しむのが避暑地の過ごし方なのだ。
Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。 “日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。 自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。
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