数年前、中古CD屋で何となく良さ気かなぁ、と手にとったこのCD。 マンハッタン29番街のスターバックスコーヒーの店内での演奏を収めたライブ盤で、小さなハコならではの親密な空気感に満ちていて、とてもいい雰囲気が漂っているアルバム。一曲目の“On The Sunny Side Of The Street”から、なんだかとてもゆったりほっこりとした気分に包まれる和やかな演奏が繰り広げられる。
Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。 “日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。 自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。
中古CD屋さんは楽しいですよね。
新譜を扱う輸入ショップなんかへ行くとなんでも揃っているから「あれもほしいし、これもいい・・・」みたいな気分になって結局何も買わなかったりすることもあります。「ま。ここにあるからいいか、また今度じっくり選ぼう。」みたいな気分になって。
中古盤との出会いは一期一会ですからね!たまに、なぜかはわからないけどものすごーく惹かれる盤に出会ったりするのが嬉しいです。
さて、自分自身はどんな風に歳とっていけるかはわからないけど、「続けて」いきたいですよね。