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♪セプテンバー・ソング

もう9月も半分過ぎた。
ついこの間までは「猛暑、酷暑」だったのに、改心したかのようにしれっとした秋の雨。
なんだかちょっと調子狂う。タイガースはここへ来て3位に転落しちゃうし、何かおおごとでも起きるのかと思われた民主党の内紛も結果的には世論どおりの穏やかな結果になってなんだかクライマックスでシュンとしちゃった感じ。まぁ民主党に関しては、民主党議員にも党員にもまだまだ良識があった、ってことだろうか。「小沢さんに思い切り大なたをふるってほしい。」なんて言ってた人はきっと、結果的にその渡した大なたに自分がなぎ倒されちゃうことをわかっていないんだと思う。

さて、9月。
9月をテーマにした歌ってずいぶんある、という印象がある。
竹内まりやの“セプテンバー”、太田裕美の“九月の雨”、アース・ウィンド&ファイヤーの“September”。“すみれSeptember Love”なんてのもあった(笑)。中島みゆきの“舟を出すのなら九月”って曲とか、ムーンライダースの“9月の海はクラゲの海”って曲も好きだったなぁ。それから、ロッド・スチュワートの“Maggie May”だって9月をテーマにした歌だった。
少なくとも「10月」とか「11月」をテーマにした歌はすぐにはパッと思いつかないから、やっぱり「9月」っていう季節の響きは何か人の心をある種の特別な気分にさせるのかもしれない。

今日の音楽は、ある意味とてもベタですが、スタンダードの“September Song”を。
元々は古いミュージカルの曲らしくて、フランク・シナトラサラ・ヴォーンの歌で有名なのかな。
僕がこの曲を知ったのはこのレコードだった。

Music of Kurt Weill
Music of Kurt Weill


クルト・ワイルというユダヤ人の、1900年代前半のオペラの作曲家の功績に捧げられたトリビュート・アルバムなんだけど、前衛ジャズの人たちに混ざって、トッド・ラングレンやヴァン・ダイク・パークス、それにスティングやマリアンヌ・フェイスフル、トム・ウェイツといった面々も参加していて、その中でルー・リードがこの“September Song”を演っている。
劇団の芝居で使う音楽を探していて、たまたまこのレコードを知ったのだと思う。はっきりいってその頃はタイクツな音楽だと思って聴いていた。こんなものを聴いて背伸びしようとしていた頃もあったのだ。


Oh, it's a long, long while from May to December
But the days grow short when you reach September
When the autumn weather turns the leaves to flame
One hasn't got time for the waiting game
Oh, the days dwindle down to a precious few
September, November

And these few precious days I'll spend with you
These precious days I'll spend with you

 5月から12月までと聞けば とてもとても長く感じるけれど
 9月になってしまったら もう残りはあっという間
 秋の空気が木の葉を赤く染める頃には
 もうくだらないひまつぶしなどしている暇はない
 貴重な日々はだんだんと残り少なくなっていく
 9月、11月…
 この残り少ない貴重な日々を僕はあなたと過ごしたい
 とてもかけがえのない日々を僕はあなたと過ごしたい


ただでさえ仕事では今年末の関係のことで慌しくしているから、もう今が何月なんだかわけわからなくなっちゃう感じがあるのだけれど、そうなんだよなぁ…9月になってしまったら今年も残りはもうあっという間。こうやって毎年だんだんと歳をとるのが早くなる。大切な日々は驚くほどあっけなくどんどんとやってきては過ぎてゆく。

秋らしい涼しい夜、この間までのつもりでお腹を出して眠ったらすぐに風邪をひいてしまいそう。
娘は今日、まるまる3ヶ月ぶりくらいに布団に包まって眠った。
この寝顔を見守れる貴重な日々も、きっとあっという間に過ぎてゆくのだろうな。




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コメント

[C143] Re:

つき子さん、こんばんは。
以前計算したことがあるのですが、一ヵ月が七年として一年が82年。四月スタートとすれば43才の僕は今10月の一週めを迎えています。この歌も明らかに一年を人生に置き換えて、人生の秋を歌っていますね。
夏のように奔放な解放感はないけど、過ごしやすい季節、食べ物もおいしい実りの秋を楽しみたいなぁ、なんて思っています。
  • 2010-09-20 19:15
  • goldenblue
  • URL
  • 編集

[C142]

 人のお歳にたとえるなら、9月っておいくつくらいなんだろうって、ちょっと考えさせられました。“残り少ない貴重な日々” “かけがえのない日々”って?
  • 2010-09-20 18:36
  • つき子
  • URL
  • 編集

[C141] Re:

LA MOSCAさん、毎度です。
これねぇ、僕も持っているのはカセットテープです。学生時代に録音した奴。当時はよくわからないなりにその妖しげで不可解な感じに何となくあこがれていたのかなぁ。このアルバムは、何となく架空映画のサウンドトラック盤、っていう印象です。

[C140] Re:

リュウさん、毎度です。
なぜか多いです、9月の歌。ジャズのスタンダードにも“九月の雨(September In The Rain)” ってのがありますね。なんとなくセプテンバーはゴロがいいのかなぁ。ジャニュアリィとかなんかリズム悪いもんね。
あ、初期のRCの「九月になったのに」を本文に書きそびれたのを思い出しました!

[C139] あっ!

コレ出ちゃいましたかぁ。
ルー・リード好きを公言する俺、不覚にも「september song」持ってません・・・。
聴いたことはあるんですが。
今度入手しよう。

[C138]

9月!

と言う響きだけで、人恋しくなります(笑)
それは、太田裕美のせいです、間違いなく♪

そして、こんなにあるんですね!
9月の歌。

知らなかったので、研究します・・・。

[C137] Re:

まりさん、こんにちは。お返事遅くなりました。
天王山の6連戦、まずはジャイアンツを下したしドラゴンズもゆうべは負けた。まだまだ大丈夫。
まぁ長年タイガース・ファンをやっていると「惜しかったけど優勝できなかった」は慣れてますけどね。。。

[C136] 9月は夏のなごり

夏の出来事が、思い出に完結して
さあ9月やけど 先行き不透明って感じですね。

ベタな曲がやはり 定番で心にながれます。
阪神は真弓監督が 躁鬱な采配をしてる気がします。
どうも性格がそうらしい。
ストレスを避けるには優勝しないと思ったほうが
賢明かもしれません。

  • 2010-09-17 09:43
  • まり
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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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