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Corey Hart VS Paul Young

blue(以下b):「1983年というのは、デュランデュランとカルチャークラブ一色やったっていう印象があるんだけど。」

golden(以下g):「その後にワム!も出てきた。」

b:「そのあたりは流行ってはいたんで一応友達に借りて聴きはしたんやけど、やっぱりチャラチャラしたんは気に入らんかった。

g:「まだロックだっ!ってガツーンと来るのに出会う前。で、当時比較的好感を持ったのが、ブライアン・アダムスつながりで聴いたコリー・ハートでした。」

b:「ブライアン・アダムスとコリー・ハートの共通点って、カナダ出身でアメリカでブレイクしたっていうだけやないか。なんとなく雰囲気近いようやけど、音楽としてはだいぶちゃうで。」
g:「まぁ、そう言われるとそうだね。ブライアンはもっとストレートにロックで、コリー・ハートはそんなにロック感なくてポップなソングライターっていう感じ。」
b:「雰囲気でいえば、むしろポール・ヤングの印象に近かった気がするわ。」

Corey Hart / First Offence(1983)
Paul Young / No Parlez(1983)
b:「どっちもイケメンのソロ・シンガーで、歌い方はけっこう粘っこくてソウルフル。」
g:「二人とも、けっこう当時流行しだしたデジタル系機器によるサウンドを多用してたしね。」
b:「コリー・ハートの最初のヒットが“Sunglasses At Night”。ベストヒットU.S.Aでよー観たわ。」
g:「そこまで夢中になって聴いた記憶はなくて、あー、こーゆーのが今流行ってるわけね、くらいの感じだったけどね。」
b:「声は渋めなんやけど、ちょっとメロディーやアレンジが不思議な感じでクセになるな。」

g:「ポール・ヤングは同じ1983年に“Come Back And Stay”が大ヒット。」
b:「音楽雑誌でソウルの影響が強いとか書かれてたのを読んだけど、この曲のどこがどうソウルなのか、例えばマイケル・ジャクソンと比べてどこが同じなんだろうか、って思ったけどな。」
g:「普通にポップなヒット曲って思って聴いてたよね。」
b:「ま、確かに、今聴くとソウルフルではあるんやけどな。当時は全然わからんかったな。」
g:「ソウルそのものがどんなのかがよくわかってなかったからね。そもそもマイケル・ジャクソンはソウルのサンプルではなかった(笑)」

b:「デュランデュランやカルチャークラブ一やワム!ではどうもポップ過ぎる。もうちょっと渋めのものを、っていう気持ちが、コリー・ハートやポール・ヤングみたいなチョイスになったんやろうな、今思うと。」

g:「デュランデュランかっこいいー、カルチャークラブ大好き、というのはどこか恥ずかしさがあったよね。」
b:「あんなんお子ちゃまミュージックやろ?って言いたい年頃やったんやろな。」
g:「今だと、そういう態度そのものがお子ちゃまだよね、って笑っちゃうんだけど。」

b:「音楽をどう聴くっていうよりも、クラスメイト対策やったんかも知れんな。」

g:「“俺はお前らより渋いの聴いてるぜ”って(笑)」
b:「この時期くらいからやろな、他の奴とは少し違うんだぜ感を武装しようっていうような意識が入ってくる。」
g:「まだまだ自分自身がどういうものか手探りで、ただクラスの主流ではないことは明らかな中で、自分なりの立ち位置を探ってたっていう頃だった。」
b:「コリー・ハートやポール・ヤングはそういう自我形成の過渡期にちょっとだけ気になったアーティスト。黒歴史とまでは言わないけど、今や幼い頃の懐かしい思い出っていう感じやな。」

g:「でも、久しぶりに聴いてもこの80年代サウンドがすんなり入ってくるっていうのは、なんていうか、三つ子の魂百まで的に刷り込まれてるなぁーって。」

b:「我々の世代なりのビート感なんやろな、上の世代からも下の世代からもダサいと言われようが、こーゆーので育ってきたんやからしゃーないやん。」




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Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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