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J.Geils Band VS Greg Kihn Band

golden(以下g):「ジョン・クーガーやブライアン・アダムスに出会って、おぉ、自分が好きな感じのロックはこーゆーのだな、ってちょっとわかってきた高校1〜2年の頃。」
blue(以下b):「もうちょっとぐっと来てガツーンって来るようなのはないもんか、って思ってた時期に聴いてみようってなったのが、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースとJ.ガイルズ・バンドやったかなぁー。」

g:「82年に“Centerfold”が大ヒット。ベストヒットU.S.Aでもプロモーションビデオが流れてた。」
b:「この曲はけっこうええなぁとは思うてん。ピーター・ウルフの歌い方もカッコよかったし、ちょっと泥臭くてファンキーで。」
g:「その当時はまだ“泥臭い”とか“ファンキー”なんて形容詞は知らなかったけどね、単純にナーナーナナナナー、ナーナーナーナナナナナナーっていうキャッチーなサビが気に入ったんだったんじゃない?」
b:「ま、そうやけどな。」

The.J Geiles Band / Freeze Flame(1981)



b:「ただな、ええなとは思ってんけど、当時ヒットしていたアーティストに比べると、ちょっとモサいっていうかな。」
g:「どこかちょっとテキトーそうっていうか、スケベそうな感じっていうか。」
b:「そんな感じ。友達とかにはJ.ガイルズ好きやとはよーゆわへんかったと思うわ。」
g:「アルバムを聴いたのもヒットよりちょっと後だったような。」

b:「ジャケットが妙にシュールで。思ってるのんとちゃうような曲ばっかりやったらどーしよー、みたいな。」
g:「ジャケットと中身の一致って大事だよね。」
b:「翌年にライヴ・アルバムが出て、そのジャケットのイメージは自分が思ってる感じやったんで安心して、でもライヴよりは普通のアルバムの方がええんちゃうかと思って『Freeze Flame』を借りたんやったかなー。」



g:「あの当時、いくらレンタルとはいえ貴重な小遣いをどこに突っ込むべきかは大いに悩むところでした。」
b:「ほんま、レコード棚の前であーでもないこーでもないって小一時間悩んだわ。」
g:「今日はアレを借りよう、ってお店に行くんだけど、いっぱいのレコードを見ると迷いが出るっていう。」
b:「借りようと思うてたんがレンタル中やったりしたときとかな、また今度ってならずに違うの借りてまうねん。」
g:「で、聴いてみてどうだったんだったっけ?」
b:「うーん、即気に入った、って感じとはちゃうかったかな。俺にはちょっとノーテンキ過ぎるって。」
g:「(笑)」
b:「もうちょっと硬派で哲学的なんを求めてた気がするな、今思えば。」
g:「でも、せっかく借りたんでカセットテープには録音して、せっせと聴く。」
b:「そら、投資した以上はモトとらなあかんからな。」

g;「ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースは結構爽やかで気に入って 、アメリカン・ロックが結構いい感じなんやってな、ってなって。」

b:「で、聴いてみたのがこのレコードやったんかな。」


Greg Kihn Band / Kihnspiracy(1983)


g:「グレッグ・キーン・バンド!すっかり忘れてたよー。」
b:「“Jeopardy”がかなりヒットしたんやな。」
g:「それなりにファンキーで、そこそこワイルドなバンド・サウンド。」
b:「ジャーニー系ではないしデュランデュラン系でもないっちゅーたらこういう感じなんやろーな、って当時は思ったわけよ。」
g:「自分史的にもめっちゃ谷間っていうか。」
b:「この後知ったプリテンダーズやU2の前では一気に霞んだな。」
g:「明るさや楽しさではヒューイ・ルイスの方が上だったし。」



b:「でも、今聴くとまぁまぁいけるやん。」
g:「ハードロックやパンクの影響が見えない、かといってロカビリーっぽくもないし、ビートルズっぽさもない、でもちゃんとロックンロールっていう。」
b:「そう言われるとルーツの見えにくい、不思議なバンドやな。」
g:「ちょっと斜めで控えめな感じはキンクスっぽいかも。」
b:「あー、なるほど。ちょっとフォークロックっぽい曲もあったりね。」
g:「E.L.Oがビートルズ、J.ガイルズ・バンドがストーンズ、グレッグ・キーン・バンドがキンクス、ジャムがフー。」
b:「そういう感じやな。ジャムのことはこの時期はまだよー知らんかったけど。」
g:「そう考えるとやっぱりこの当時から、ベーシックなロックンロールに好感を持っていたっていうことになるのかな。」
b:「ごてごてせず、チャラチャラせず、シンプル&ベーシック。やっぱりそーゆーのがええよ。」
g:「黒歴史になりにくい(笑)」









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Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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