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music for late autumn rainy day

11月に入っても暑い日が続くなぁ、と訝しんでいたら、途端に一気に気温が下がった晩秋。
そそくさと冬物のカーディガンやらダウンやら毛布やらを引っ張り出してコタツも出して。
なにしろ今日の最高気温は11℃だったそうだ。
25℃くらいあったのが一気に10℃以上も下がるんじゃ、身体だってなかなかすぐに順応できなくて当然だろう。身体のバランスが狂えば心のバランスも崩れるものだ。

今日は朝からキツめの雨。
灰色の雲がどこまでも空を覆う、っていうか、ほとんど雲の中にいるようなお天気だった。
週末の疲労もあるのだろう、ふとんから出るのすら億劫だ。
11月っていうのはいつも思うんだけど、暗い夜道をとぼとぼと歩いているような気分にさせられてしまう。
先の見えない下り坂のような気分。
ましてやキツめの雨。傘で片手が塞がれることにも鬱陶しさを感じるけれど、夏の雨のように濡れてしまえという気持ちにもならない。
あぁ、しまった。不用意に水溜りに足を突っ込んでしまった。靴下にまで雨水がじんわりと浸みてくる。今日一日、じっとりと湿った足元で過ごさなければならないのか。
浸みた水はじわじわと僕の体力を奪うだろう。体力が落ちれば気力もまた下がる負のスパイラル。
まるで今の世の中のように明るい展望が描けないけれど、やり過ごすしかないのだ。



晩秋の雨の日のどんより気分には、晩秋の雨の日のような音楽を。

Rainy Day Blues/Sonny Boy Williamson Ⅱ


Rainy day, rainy day
Ya oughta hear my baby sing the blues
Rainy day, some rainy day
You oughta hear my baby sing the blues now

「雨の日には僕のベイビーが歌うブルースを聴くべきだよ」とサニー・ボーイが歌うブルース。
サニー・ボーイのハープがなんとも虚ろで染みる。

These Ain't Raindrops/James Carr


These ain't raindrops in my eyes, baby
These ain't raindrops in my eyes,
oh,Don't make me cry no more

「僕の瞳が濡れているのは雨粒じゃないんだ。もうこれ以上泣かせないでくれないか。」
ハートブレイクソングを歌わせれば天下一品のジェームス・カー。
ホーンセクションとピアノ、ギターのオブリガードがいい味出しています。

Rainy Night In Georgia/Brook Benton


Lord I believe that it’s raining all over the world
I feel that it’s raining all over the world

「まるで世界中が雨に濡れているようだ。世界中どこも雨が降っている。」
ラストは少し落ち着いた大人の色気がかっこいいブルック・ベントン。
あぁ、名曲だ。。



雨が上がったらすごく冷え込んできた。
風が冷たい。
11月も中旬なんだから、そりゃあそうなんだろうけど、なんだかなぁ。
まぁ、嘆いても仕方がない。
ずっと真夏だったらそれはそれでやりきれない。季節は巡るのだ。
サニー・ボーイだって、こんなふうに歌ってる。

Now but that would be alright, now
My bad luck ain't going to last always
Now but that would be alright
My bad luck ain't going to last always
Now just because I'm down an out now
I'm gonna see some ol' lucky day

「でももうだいじょうぶだ。俺の不運だってずっと続くわけじゃない。」って。

雨の日には雨の日の、冬の日には冬の日の、楽しみ方や幸せの感じ方だってある。
とりあえずは熱い風呂に入って、鍋でもつついて、あったかい布団でぐっすり眠ろう。



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Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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