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music for 24hours③

午前中にはできるだけ、集中力を高めておきたい。
重めの課題をひとつふたつ朝のうちにやっておけると後々スムーズ。
逆に、問い合わせの電話やら突然の他部署からの依頼やら、集中を妨げるような諸々の雑用で集中できなくて、やろうと思っていたことに全然手をつけられないようなときは最悪。あれとこれをやって、と思っているうちに次のお題がやってきて頭の中が追い立てられる感じになると気ばかり焦ってスムーズにすすまなくなってしまうものだ。

そういうときにはイライラしちゃいけない。気分軽めで飄々と受け流すに限る。
イラッとするときはだいたいリズムが乱れている。
自分のリズムを取り戻さなきゃいけない。
例えばこういう音楽を頭の中で鳴らすとかして。

10:00
Sunshine In The Music/Jimmy Cliff


ジミー・クリフの明るくノーテンキな感じがいいね。
後ろノリの軽いリズ厶に乗る伸縮自在な感じの伸び伸びした歌の陽気さ。タイトル通り、音楽の中で陽射しが降り注いでいる。
ピリピリせずに、これくらいのマイペースな感じで行きたいよね。

11:00
Call Me The Breeze/J.J Cale


ちょっとギアを上げて、バシバシ仕事を片付けていこう。お昼からの会議の前に、あれとこれとそれをやっつけてしまえ。
でも、上げすぎちゃだめだ。
飛ばしすぎると夕方までにバテてしまう。
適度にゆるゆるで適度にイケイケのカントリー・ブギ。
泥臭さ成分高めだけど、スイスイとそよ風のように吹き抜けていく感じでサクサク行こう。

12:00
Everywhere/Fleetwood Mac


なんでもそうなんだけど、物事がうまく回っているときには静の時間と動の時間がうまくバランスが取れているときだ。
インプットとアウトプット、緊張と開放、感情と論理、夢想力と現実的な構築力。
どちらか一方では成り立たない。
一人で両方のバランスが取り切れることは少ないから、周りとの意思疎通、協力、チームプレイが大事なのだ。

スティーヴィー・ニックスとクリスティン・マクヴィーという逆の個性を持った看板ヴォーカリストが二人いて、後ろに安定のリズム隊がいて、かつギタリストがしゃしゃり出てこないフリートウッド・マックというバンドは、バランスが良いからこそバラエティー豊かで、そこから生まれる奥行きが素敵だと思う。







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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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