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60〜90年代ロックベストアルバム by GB

本屋で立ち読みしていた『レコード・コレクターズ』8月号で、“読者が選ぶ60年代〜90年代ロック・ベストアルバム”投票募集の記事を見かけた。
『1960年代から90年代までの間にリリースされた洋楽ロック・アルバムのランキングを皆さんの投票で行います。
5~8月号の特集で選出された合計800枚のアルバムから20枚を選んで投票してください。』

この雑誌ってしょちゅうこういう企画やってるよなぁ、とか、そもそもたった20枚なんて選べるわけないだろう、とか思いつつ、実際のところはこういうのには目がないのは自分の性質。
ご機嫌で、あーでもないこーでもないと30数枚くらいまでチョイスがすすんだところで『レコード・コレクターズ』5〜8月号で各年代ごとに評論家がリストアップした200枚ずつと照らし合わせてみると、、、自分が選んだうちの半分近くがリストアップされていなかったのですよね。。。
「そうかー、これリストアップされてへんのかー、じゃあこっちにするか。。。」とかボヤきながら入れ替え作業をしてるうちに、なんで評論家投票でノミネートされた中から選ばなあかんねん、、、とアホくさくなってきてやめた。

でも、せっかく選んだので、ブログで公開しておこうかと。
結局のところ、僕の記事を古くから知っている人であればおなじみのアルバムが並んじゃうのですが。

選択の基準としては
・あくまで自分基準で選ぶ。
・世間の評価や(レコード・コレクターズ誌が好きそうな)ロック史に於ける歴史的意義などは考慮しない。
・思い入れは捨てて曲と音のみで選びたいが、そうもいかないだろう。
・迷ったときには、全体バランスを鑑みて取捨選択する。

というわけで選んでみたのが以下のリストです。

●The Rolling Stones / The Rolling Stones(1964)

●The Beatles / For Sale(1964)

●The Beatles / Rubber Soul(1965)

●The Who / Quadrophenia(1973)

●The Faces / Ooh La La(1973)

●J.Geils Band / Bloodshot(1973)

●Paul Simon / There Goes Rhymin' Simon(1973)

●John Lennon / Rock and Roll(1975)

●Bruce Springsteen / Born To Run(1975)

●Tom Waits / Small Change(1976)

●Sex Pistols / Never Mind The Bollocks(1977)

●Blues Brothers / Briefcase Full Of The Blues(1978)

●The Clash / London Calling(1979)

●The Rolling Stones / Emotional Rescue(1980)

●Huey Lewis & The News / Picture This(1982)

●John Couger Mellencamp / Uh Huh(1983)

●Tom Petty & The Heartbreakers / Southern Accents(1985)

●The Pogues / If I Should Fall From Grace With God(1988)

●Fairground Attraction / First Of A Million Kisses(1988)

●Patti Smith / Gone Again(1996)



40年分を20枚にというのは、実際無理難題だった。
ビートルズもストーンズも一枚に絞れないし、好きな音だけを厳選していけばどうしても70年代に偏ってしまうし、リアルタイムで好きだったものも入れたいし、90年代作品も選ばなきゃいけないし、アメリカとイギリスのバランスも必要だし。。。

最終候補に残しつつ惜しくも選外になったものは例えばこういうアルバムでした。
ここはもう、紙一重。
このあたりも含めると、R&B、ソロシンガー、パンク、基本的にはポップなものという自分の嗜好がよくわかります(笑)。

●Simon and Gerfunkel / Bridge Over Troubled Water(1970)

●Rod Stewart / Every Pictures Tells A Story(1971)

●Carole King / Music (1971)

●Little Feat / Sailin' Shoes(1972)

●Dr.John / Gumbo(1972)

●Bonnie Raitt / Takin' My Time(1973)

●The Band / Moondog Matinee(1973)

●Dr.Feelgood / Malpractice(1975)

●The Kinks / Sleepwalker(1977)

●The Jam / The Jam (1977)

●Television / Adventure (1978)

●Van Morrison / Into The Music(1979)

●Rickie Lee Jones / Rickie Lee Jones(1979)

●The Pretenders / Learning To Crawl (1984)

●John Fogerty / Centerfield(1985)

●Tom Waits / Rain Dogs(1985)

●Nick Lowe / The Rose Of England(1985)

●Elvis Costello / King Of America (1986)

●Jeff Lynn / Armchair Theatre(1990)

●Aztec Camera / Stray(1990)

●Tom Petty / Wildflowers (1994)

なぜこういうラインナップに落ち着いたのか、一枚一枚への思い入れは、、、
そのあたりは、秋以降くらいで追々つぶやいていこうかと思っております。







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Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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